釣り関連

reasonable price or expensive

高価でゴツい深場用タックルを使用せずにキンメやクロムツなどを狙えるディープジギングは、手軽でリーズナブルな釣りである。 先日の釣行でスミヤキらしき魚にリーダー切られてロストしたジグの補充に会社帰りに釣具店へ。 ついでに「シルエットの大きなジ…

深海からの恵み

相対的に小さかったので気が付かなかったのだが、実際に干してみると大型カマス並みのサイズだったスミヤキの干物。 グロテスクな見た目とは裏腹に、とても美味しい。皮と身の間にある難儀な小骨も、干して焼くと簡単によけることができる。 こちらはキンメ…

アジの鯵

中羽は干物が最高である。 各レシピよりかなり薄目の3%強の食塩水に浸けた干物、ご飯のおかずというより酒のアテにぴったりである。 身の味が濃いので赤ワインとだって合います。 味が良いからアジになったという語源、むべなるかな。

味の鯵

いよいよ東京湾の金鯵が、尋常ならざる旨さになって参りました。 アジのたたき、二郎盛り。 マジでビールが止まらない。 こちらは小アジの三枚下ろし刺身とイシモチの刺身。 三枚下ろしでそのまま食べるにはちょっと大きかったかな? でも間違いの無い旨さで…

干物王、再び。

あまりの旨さに瞠目し、食べかけながら思わず撮影。 いつもより気持ち濃いめの食塩水に、いつもより気持ち長めに浸けてから一夜干し。 旨い。 恐ろしく旨い。 炙りや塩焼きも旨いけど、カマスの干物は格別である。 今シーズンのカマス釣りは終了のつもりなの…

味のアジ

釣りたてのアジで作ったたっぷりのタタキを楽しんだ後は、 塩焼き。 万有引力はグリルに乗せられたアジにも当然作用するわけで、焼いて噴出した脂は下へと流れ、グリルの網と接している下側の身は脂でドロドロになっていた。 恐ろしいまでの脂のノリである。…

竿を買う

サオと言ってもこの場合は弦楽器のことではありません。 釣竿であります。 中深場用にと年末に浅草で購入した釣竿はグラスソリッドにつき手持ちのカマス釣りには全く向かず、私はオモリ80号負荷の竿を使っていたのだが、先日良型カマスが一荷で掛かったとき…

干物王

釣った当日は炙りと酢締めと塩焼き、残りは全て干物にするのが正しいカマス活用法である(と言うより他にレシピを知らないだけなのだが)。 アジの干物を自作して干物の旨さに目覚め、アマダイを釣るようになって干物でしか味わえない旨さにうち震えたわけだが…

4日目の真鯛

先週土曜日のこと、9回裏ツーアウトランナー無しからの逆転サヨナラ勝ちで釣った真鯛、冷蔵庫で3日寝かせてから水曜夜に炙りで頂いた。 神経絞めを施しておくと、3日3晩寝かそうともまるで釣りたてのようなエッジのきいた断面、歯応えもそれなりに残る。 釣…

季節外れのサンタクロース

サンタが我が家にやって来た。 クリスマスから2ヶ月も経過しているというのに、ルーズというか、季節感のないというか、全く困ったサンタである。 サンタクロースからの贈り物であるリールにはラインが巻かれておらず、私は蒲田でラーメンを食べた後に浅草へ…

東西横綱揃い踏み

東京湾の魚が一番旨いと私は信じて疑わないのだが、これらはいずれも相模湾からの海の恵み。 そしてとんでもなく旨いのである。 カマスの干物とアマダイの干物。 片袖に引くカマスは本来背開きなのだが、間違えてしまったのはご愛嬌。 冷凍解凍ものではある…

猫又

私がアジのお裾分けに実家に立ち寄ると、実家の猫さんは熱烈歓迎なのであった。 かわいい。本当にかわいい猫である。 昨年7月に突如左目から血を流し、その後寝たきり状態に陥ったことは記憶に新しい。 私は勿論、家族誰もが猫さんとの別れを覚悟し受け入れ…

カマス、干してマス。

釣った当日は炙りと塩焼き、残りはとりあえず干物でしょう! 3%の食塩水に30分程漬け込んでから干します、干します。 3%の食塩水に30分漬け込むのは私がアジの干物を作るときの定番なのだが、カマスだと若干味が薄い。 水分が多い身質故か、はたまたサイズの…

オーバーホール

真鯛釣りでのみ使っているリール、スプールの回転が滑らかさを欠き底立ちを取りにくくなってきたので年末にオーバーホールに出した。 タイラバという釣りはリールをひたすらに巻いては落とすという単純作業の果てしない繰り返しであり、リールに掛かる負荷は…

炙る

外出先から直帰。 久々に飲んでから帰ろうかと思ったのだが、自宅冷蔵庫に二日前に釣った真鯛の柵が私を待っていることを思い出して真っ直ぐ帰宅。 釣りは時に人を不自由にする。 キロ未満の小型だったので皮を引かずにバーナーで炙った。 このサイズでも真…

甘い食事

1/9の釣行で釣り上げたアマダイ。 2日寝かせてからしゃぶしゃぶにしてみた。 淡白なイメージのアマダイだが、流石にこのサイズとなると出刃にベットリと脂が付着する程のノリノリ具合。 そしてアマダイの繊細な旨味を味わうにはしゃぶしゃぶは最適の料理(と…

アジの酢締め

「正月にコハダの酢締めって食べるでしょ?コハダの代わりにこの小さいアジで酢締め作っても最高に旨いらしいんだよね。」 初釣りを終えて宿に戻ったところで野毛屋の親方からそんな話を聞いた。 そんなに旨いなら一丁作ってみますかね? 左半分が三枚下ろし…

鯛しゃぶと猫

2015年野毛屋最終戦で釣った4.5kgの真鯛、綺麗な桜色をしたメスの鯛ではあったけど、捌いてみると身質はやや粗め。刺身で食べるには厳しそうだ。 そんな訳で大晦日に実家に持ち込み鯛しゃぶを年老いた両親に振る舞うことにした。 柵取りをして背側の身だけを…

鯛しゃぶ

個別に写真を撮るのをうっかりと忘れてしまったのだが、先日の釣行で釣った3.6kgのオスの真鯛は、メスかと見紛う程に綺麗な桜色をしていた。 集合写真からトリミングしたのだが、綺麗な色をしながらもオス特有のデコッパチ・フォルムが伝わるだろうか? 私の…

納会

なう。

santa clause has come to my house

クリスマスには少しだけ早いが、先日我が家にサンタクロースがやって来た。 サンタの到来を告げる商品発送メールが届いた時に私は軽く混乱したが、つまりそれは酔って記憶をなくした私から、私へのプレゼントであった。 経緯を知りたいと楽天のサイトにアク…

ガスバーナー

テロリズム。暴力の連鎖。 やはり銃器や武器は規制すべきだと私は強く思う。 抑止力など幻想だ。 そんな私も火炎放射器だけは手元に置いておきたい。 湯引いた真鯛が旨いことは当然知っていたけれど、火炎放射器で炙った真鯛はもっと旨いのだと知ってしまっ…

東京湾奥ブランド金アジ

野毛屋午前アジ船にて中羽サイズの金アジ67尾の大漁。 こんなに釣ってどうしようかと愕然としていたのだが、続けて乗った午後フグ船はボウズ続出の大撃沈だったので、乗船の皆さんに配りまくって持ち帰りは20尾に満たない程。 しかしこれでも実家へのお裾分…

はじめてのカンパチ

9/20の野毛屋午後フグ船で釣ったカンパチ(ショゴ)、実はこれが人生で初めて釣り上げるカンパチである。 船が錨を下ろしたポイントから目測100m程南東で激しいボイルと鳥山が形成されていた。 そのボイルが収まった直後のヒットだったので、恐らくその鳥山が…

皮を剥ぐ

9月も半ばだというのに、数えてみると今年はまだ24回しか釣りに行っていない事が判明した。 釣りを全くやらない人間からしたら或いはこれでも多いと受け取られるかもしれないが、多い年は70回以上、釣り人生において最も釣行が少なかった昨年でも53回は行っ…

メチャ悪オヤジと干物アジ

中羽アジ主体に時折特大アジも混ざるというサイズに恵まれた8/16のメチャ悪I氏追悼アジ釣り。 このサイズのアジは刺身で食べ切れなかった分は全て干物にしたい。 丁寧に下処理してから塩水に浸すこと30分。気温高めにつきピチットシートに包んで冷蔵庫で一晩…

江戸前平目

猫もまたぐという夏ヒラメ。 しかし第二忠丸の老船長は、江戸前のヒラメは夏でも旨いと宣う。 更に魚料理には一家言お持ちの船長、美味しく食べるコツを幾つか教えてくれた。 亀の甲より年の功、しかもお相手は東京湾のレジェンダリー・キャプテンUG、仰せの…

アルク

メランコリーに捕まって、私は会社を飛び出した。 暮れ泥む多摩川の土手を歩く。 消えたくなる気持ちを押し殺し、あてもなく歩く。 音楽を聴きたかったが、iPODは家に忘れてきた。 西陽の残滓で生温くなった部屋で、私はアジの干物を焼く。 初夏の東京湾産金…

アレルギー

幼い頃からアレルギー体質である。 成人してからは杉花粉と檜花粉には特に苦しめられている。 よく、「でも海の上ならば花粉は飛んでないんでしょ?」と言われるが、誤解も甚だしい。 花粉の悲惨距離(飛散の間違えだがこの方が本質を捉えているので敢えて訂…

根魚の底力

5日寝かせたマハタの刺身をいただきます。 型が小さかったので刺身は厳しいかなと思っていたのだが、適度な脂の乗りと豊かな旨味、これがマハタの底力だ。 三枚におろして5日寝かせたカンコの半身をアクアパッツァでいただきます。 ホクホクの身、熟成の旨味…