早いものであと数時間で2013年も終わる。 身近な人や大切な人との別れと言う辛いことが多かった半面、釣りに旅行にとプライベートは大変に充実した一年であった。 人生が基本的に悲劇的なのは、大半の物事はコントロール出来ないことに起因する。 選べない事…

仕事のあいまに池袋で買い物、昼時だし何か食べてから会社に帰ろうと考えて、そういえば東口に先月中本がオープンしたことを思い出した。 北極ラーメンの食券を買い、着席時に麺硬めと伝える。 オープン記念で麺大盛りかゆで卵かミニ麻婆丼かウーロン茶が無…

まさかのアオリイカ丸坊主を喰らった俺は、実は沖揚がりを告げられた大貫沖から金沢八景へと戻る船中で既に翌日の納竿釣行を何にすべきか思い悩んでいた。 本当は今シーズンまだ一度も乗船していない我がカワハギ人生の最愛船羽田かみやのツッチー船に乗ろう…

正月用食材として是非とも確保したいアオリイカ。 我が船釣り人生の原点である最愛の暖かい船宿と、暖かいを通り越して火傷しそうに熱い敬愛する老キャプテンに年末の挨拶がてら、実家への差し入れを確保しようという重要な釣行だ。 それがこんな恐ろしいこ…

あと僅かで2013年も終わる。 酷い一年であった。 と同時に充実した一年であった。 制御不能な酷いことに苦しめられ、自分の為に自分が出来ることをやりきった満足感が拮抗している。 差し引きで0以下でないのならば悪い年ではなかったと自らを納得させるべき…

やあ、みんな！ 僕、コマセ君だよ！ ちがうちがう、船酔いで嘔吐したコマセで魚を集める訳ではないよ。 僕が4号の餌木をビシバシしゃくると、僕の潮上のアングラーの3.5号の餌木にバンバンとアオリイカが乗るんだ！ どんなもんだい、コマセ君の底力は？ コマ…

そりゃ～成田に着いたら、（羽田でもいいけど）ホッとしますよ。 航空力学が分からない俺には飛行機というのはある意味でいまだに未知の乗物であり、浮く理屈はなんとなく分かるけれど墜ちない理由はよく分からないから何回乗っても緊張する。 外国の事情も…

釣りでもないのに4時半起き。 迎えのタクシーが5時半に来るので仕方がない。 そんな訳で8時30分初の飛行機でバンコクを去る。 僅か2日の短い滞在であった。 はっきり言って物足りないが、いくら暇人サラリーマンとはいえど会社を休める日程には限りがあるの…

完璧な寝坊である。 3種類ほどピックアップしていたローカル線の旅はいずれも国鉄駅を7時半頃に出発するのだが、目覚めると8時を過ぎていたのである。 俺の敵はデモ隊ではなく、自身の睡眠欲だったようだ。 仕方ないからバンコク市内巡りに切り替えましたよ…

5時起床。 なにしろ漁師という職業柄、早起きはお手のものなのである。 ところでかつては不眠症に苦しみ、また枕が変わると眠りが浅くなるという神経質さも持ち合わせていた俺だが、今やいつでもどこでも夜が来ると眠くなり、枕が変わろうと布団が堅かろうと…

市内の主な寺院は粗方制覇してしまったので、本日は遠征Day。 朝一で朝食を済ませ、8時過ぎにはメコン川の船着き場へ向かう。 何しろ旅人を迷子にすることに長けている｢地球の迷い方｣(仮名)にはその場所すら記載されていない船着き場、宿のお姉さんに大方の…

兎に角一日中歩き続け、徒歩圏内にあるとおぼしきメジャーな寺院は粗方制覇した。 世界遺産ルアンパバーンの寺院は、タイの寺院のような華やかさやカンボジアの寺院のような重厚さは皆無だが、それなりに趣と雰囲気があり、悪くはなかった。 しかし今写真を…

『こんなオモチャみたいな飛行機がちゃんと飛ぶのだろうか？』 バンコク発ルアンパバーン行きのバンコクエアウェイズ機を間近に見て私は死を覚悟した。 しかし飛行機は定時に離陸し定時に着陸した。 勿論落ちなかったばかりでなく、2時間のフライトなのに比…

2013年12月15日。 旅立ちの朝。 空港ビールは欠かせない。 成田空港を9時35分に発つ中華航空機でまずは台北へむ向かう。 本当は只のトランジットのつもりだったのだが、良い乗り継ぎ便が取れずに実に9時間もの待ち時間があったので、面白くもない桃園空港で…

禁二郎生活継続中(の割には結構ラーメン食べてるけど)ではあるけれど、一年の締め括りに聖地巡礼を欠かすのは宗教的道義にもとるというものだ。 そんな訳でお久し振りの朝二郎。 券買ったタイミングが前ロットの麺入れタイミングだったようで、席は一杯だっ…

先日歌舞伎町二郎に連行した後輩と仕事終わりでサシ飲み。 場末の焼き鳥屋で場末の酔客に囲まれながらの場末飲み。 こういうの最高だね。 適度に飲んで腹も膨れ、駅へ向かって歩き始める。 すると後輩は不服そうに、 「ラーメン食べないんですか？」 ラーメ…

会社の後輩伴って、新宿にて打ち合わせ。 つつがなく終了すると時刻は午後２時。 メシでも食ってから戻りましょう。 ところでその後輩は福岡出身、中途で福岡採用、数年前に異動で東京に来たのが初めて福岡以外に住居を構えたという生粋の九州人。 東京生ま…

「やっと来たか！」 背後から強い力で肩を掴まれ、振り返るとそれは笑みをたたえたキャプテンＵＧだった。 「…。」 スイマセン、スイマセン、スイマセン！ 本当にスイマセン！ 俺は地元の友人(仮にＡ君)を誘ってアジを釣りに来たのです。 アオリじゃないんで…

やあ、みんな！ 僕、もちすぎ君だよ！ 僕はとにかく持っている。いや、持ち過ぎているんだ！ 誰だい「またお前か」って言ったのは？ お生憎様、僕は何度でも現れる。 僕が持ち過ぎている限りはね！ さて、先日の真鯛船でかつて福井に住んでいたという方から…

やぁ、みんな！ 僕、スーパーもちすぎ君だよ！ 違う違う、スーパーひとし君とは何の関係もないよ。 そもそも僕はテレビという低俗なメディアは嫌いだし、中でもバラエティ番組などというＴＶプログラムは虫唾が走る程に憎んでいるのさ。 え？ じゃあ何でスー…

「こっち側８人なんですけど反対側５人なんで、良かったら移動して頂けませんか？」 この冬一番の冷え込みとなったこの日。 右舷は暖かなサニーサイドであるばかりか、西へと流れる潮流れの潮先にもあたる訳で、私が早起きをして右舷を確保したのには正当な…