皮を剥ぐ

9月も半ばだというのに、数えてみると今年はまだ24回しか釣りに行っていない事が判明した。

釣りを全くやらない人間からしたら或いはこれでも多いと受け取られるかもしれないが、多い年は70回以上、釣り人生において最も釣行が少なかった昨年でも53回は行っていた訳で、これは異常事態である。

さて、日増しに秋の気配が深まり、遂に常宿もシルバーウィークからのカワハギ乗り合いの開始を宣言した。

宙釣り一辺倒の私は釣趣にいささか飽きてしまい昨シーズンはあまり熱心にやらなかったが、それでも宙からの誘い下げでアタリを感知して掛けるという新たな課題を見つけたので、今シーズンはその体得に努めたいと思うのだ。

それに食べて美味しい魚の代表格でもあり、単純にカワハギ料理を楽しみたいという思いもある。

私の敬愛する金沢八景の老船長が東京湾真鯛秋シーズン(オチの鯛)入りを高らかに宣言し、また相模湾の夏から秋の風物詩であるキハダもまだ狙っていない。

遅れを取り戻すべく、ここからは垂直かつ深遠に釣りにのめり込みたいと思うのだが果たして・・・。

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