釣り関連

梅雨空、夏空、干物事情

やはり、梅雨時だと急な雨が気になるし、真西を向いている我が家のバルコニーでは強過ぎる直射日光が気になるのだ。 よって、ピチットシートに挟んで冷蔵庫で干すスタイルの6月の干物。 天日干し>一夜干し>冷蔵庫干し、という完成度の順位は、気分的な問題…

アジを食す

見て見てー、サバよりアジの方が大きいよー! このアジ、38cmもあるんだよー! 揚げ物禁止の戒律を破ってアジフライに。 やべえ!うめえ!めちゃくちゃうめえ! そうか、何故アジ釣り師たちは仕切りにアジフライを勧めるのか、よく分かっちゃったよ。 釣りた…

カワハギを食す

独特の釣り味も勿論魅力なのだけど、帰宅後にこそ真の楽しみがあるのがカワハギ釣りである。 結果的に、キープした8枚のうち最も小さいのが朝イチの23cmと、数は釣れなかったものの、かつて無いほどに型には恵まれた。 「シーズン初期は数より型」と船宿HPに…

クーラーボックス買い替え

2009年の春に購入した私の24リットルクーラーボックスの蓋がキチンと閉まらなくなり、保冷力が著しく落ちてしまったので買いかえを決意。 大、中、小の三種類からなる我がクーラーボックスのラインナップの中で、圧倒的に出番が多いのが中に相当するこの24リ…

海の恵み

翌日から夏休みということで、更には大勢乗っていることもあり、張り切って4時20分まで残業したキャプテン、帰港は午後船とほぼ同じ5時近くとなり、当然帰宅も遅くなる。 それから道具洗ってシャワー浴びて魚を捌くと、夕食の準備が整ったのは8時近くだ。 顔…

8月15日

年老いた両親を車に乗せて、横浜にある祖父母の墓にお参り。 お盆である。 お盆に殺生はいけないと申しますが、釣っちゃったものは仕方がないし、美味しく頂くことが魚への供養にもなるわけで、私はアジの干物と真鯛とヒラメを実家に持ち込んで振る舞った。 …

真鯛のアクアパッツァ

前日久々に作ったアクアパッツァにニンニクを入れ忘れる失態を犯したので、翌火曜日に万全の準備を整えて作り直し。 ニンニク2片、真鯛2切れ、アサリたっぷり、トマトたっぷり、白ワインたっぷり、あとは塩コショウ。 簡単だけど旨い。 締めのリゾットも滅…

カマスの干物の備忘録

自家製干物は塩分控えめで仕上げるのが拘りだ。 さて、久し振りに釣った、否、狩ったアカカマス、以前に作った干物が上手くいったと記憶していたのでレシピを調べると(と言ってもこのブログを遡るだけだが)、6%の食塩水に30分浸けたらバッチリ、と得意気に書…

2日目の鯵の味

この日の釣行で所謂豆アジは釣れなかったが、20cm未満の小アジは6尾混じった。 捌き疲れもあってこいつらは最後に腹抜きして手で皮を剥いだ状態でキッチンペーパーにくるみ冷蔵庫へ。 翌日、5枚下ろし状に捌いてそのまま刺身。 身と脂が混濁し、かなり柔らか…

釣りの後と働き方改革

生来の生真面目さ故に、平日に代休を取得して釣りに行くと、冴えない釣果に終わることの多い傾向を有していると自己分析しているが、その傾向は健在であった。 ところで、1日代休を取得したところで今年度発生した代休の残りはまだ33日も有るわけだが、冷静…

釣りの後のお楽しみ

(承前) カワハギ釣りの真の楽しみは帰宅後にこそある。 ワッペンのみならず食べきれない魚は全て放流、持ち帰ったのは大中小合わせて12枚。 小型カワハギを5枚卸、そして肝を載せて準備完了。 これをガスバーナーで炙ります。 カワハギの肝乗せ炙り。 サワラ…

海鮮ヤガラ鍋

長い嘴のような口、歩留まりが悪そうに思えるアカヤガラだが、可食部分に限って言えば大変に歩留まり良く、そして長い魚体なので単純に量が多い。 はっきり言って独りで食べるにはもて余すのであります。 二日連続で刺身(とアカヤガラーメン)を楽しんだ後も…

アカヤガラーメン

日曜日、行こうと思っていたラーメン店が臨時休業とTwitterで知り、さてどうしようかと思案していた時に突然ピピピッ!と閃いた。 アカヤガラからは良い出汁が出るという。 ちょっと試してみよう。 アラは前日のうちに棄ててしまったので、尾っぽ付近の身を…

釣り大会の後に

丸い。 釣った魚をシンクに置いて、一番最初に思ったことは、なんと丸々と太った真鯛なのだろう、ということ。 顔は小さいけどボディがグラマラスな2.1kg、メス。 例えて言うならばちょっと太めの女子大生といったところか。 まさに食べ頃といったところだが…

過ぎたるは及ばざるが如し

金曜日。 5日寝かせたマハタとアカハタの刺身を頂きます。 旨味成分のイノシン酸は、死後に生成されるという代謝物質。 しかし熟成が進めば身は柔らかくなり、歯応えは失われる。 硬い身質のマハタ、神経絞めは施さなかったのだが、旨味と引き換えに食感を失…

faster

泳ぐの速いカツオ、1kgぐらいの小型であっても引きはかなり強烈だ。 スレるの早いカツオ、好活性の入れ食いは30分程で終息、メタルジグには一切反応しなくなった。 傷むの速いカツオ、身は捌いたそばから劣化が始まる勢い、あっという間に酸化していき味も落…

カツオのお裾分け

私は平塚新港から実家へと向けて車を走らせていた。 マグロはノーヒットだったが、ジグでカツオが5本釣れた。 私は沢山魚が釣れた時には真っ先に実家の猫に差し入れに向かったものである。 昨年7月愛猫が20歳で大往生して以来その習慣は途絶えた。 しかし昨…

釣りの後

真鯛釣りにおいては当然数よりも型を狙っている訳ではあるが、食べるとなると2kg未満の方が美味しいというパラドックス。 4.4kg、しかも見目麗しいメスならまだしも黒ずんだボディにデコッパチフォルムの荒々しいオス。 私はその後に美味しいサイズが獲れた…

哀愁の勝山ドライブ

会社の同僚に振る舞う約束を果たすべく、私は日曜日の勝山港萬栄丸クロムツ船に予約を入れた。 日曜日の昼下がり、私は愛車を千葉に向けて走らせる。 強めの南西風に雨まで降り始め、果たして船は本当に出るのかとやや心配になったが、とりあえず行くだけ行…

船上にて

個人的な記念日につき代休を強奪して船上の人となっている。 伝説的なキャプテンと、新たな伝説を作ることが出来るだろうか? 冬場には日の出と共に出船する感じだが、既に陽は高い。 春の盛りである。 出船20分前の船上にて。

メダイ、キンメダイ。

そういえばメダイって釣ったこともなければ食べたこともないターゲットであった。 海面で別れを告げたメダイに対する悔しさが、沸々と沸き上がる。 そんなメダイのnegativeな感情は、キンメダイさんに払拭して頂きましょう。 測ってみると、大きいキンメは39…

カマスで夕食を

月火水と連続で飲みに行き、木曜日には四半期に一度訪れる気の重い会議。 疲れ果てたので定時に上がり真っ直ぐ帰るよ、花の木曜日。 先日釣ったカマスで自作した干物を焼く。 凝縮された旨味、塩分は控えめで作ったけど身の味が濃いのでビールにも赤ワインに…

権威主義

権威にすり寄るような生きざまを、私は好まない。 と言いながら、かつて徳川幕府献上品であった横須賀沖のブランド真鯛には目がないのであります。 1.2kgというサイズは、釣趣的には物足りないけど、浜値ではもっとも高額で取引されるゾーン、正にブランド真…

極太君

やぁ、みんな(*´∀`)ノ 僕、極太君だよ! とにかく僕はぶっといよ! それが故の極太君なんだけどね、うふふ。 ・・・おっと、これではまるで下ネタですね。 すいません、極太なのは私ではなく、先日私が釣ったタチウオ君です。 こちら全長105cm。 捌いたら腹…

唸る旨さのブランド真鯛

釣趣としては最高のターゲットである真鯛だが、食味も最高なのが今の時期の横須賀沖ブランド真鯛。 炙りと刺身。 柵を引くだけで柳刃には脂がベットリ。 神経締めを施しているので釣って二日後でも身はプリプリ。 旨味も強いが甘味も強い。 思わず唸る旨さで…

クロムツの炙り

仕掛け7組、150号のオモリ6個ロスト、サメの横取り4回、ナワキリの道糸アタック2回、オマツリ騒ぎは無限大。 魚を掛けたらドラグギチギチで全力巻きなのでバレも多発、とにかく強靭な精神力が求められる。 精も根も尽き果てるような凄まじい釣りでしたよ半夜…

行かない理由を探している

土曜日、午前3時。 雨が降っている。 北風が強く吹いている。 心なしか喉が痛い。 ついでに軽く頭も痛い。 私は前夜カツオ船の予約をし、カツオ釣りの準備を途中まで整えてから寝た。 なんだろう、この感じ? 私は私が釣りに行かなくても良い理由を探してい…

バーゲン

(承前) このところそこそこ多忙で訪れることが出来ないまま残り2日となった浅草釣具店の夏のバーゲン。 土曜日、荒木屋でつけ五目味噌を頂いた後、私は京浜東北線と日比谷線を乗り継いで入谷へと向かったのであった。 滑り込みセーフ。ギリギリ間に合いまし…

美食リレー船における収穫

帰港は16時半を過ぎる。 午前午後リレー船は1日フルに釣りを楽しめるが、帰宅して料理を終えるまでが面倒臭い。 先だって品川の割烹に行った際に供された小アジ刺し身の切り方が非常に理に適っていたので真似してみた。 包丁使いが下手糞なのはご愛嬌。 この…

鋭歯

スミヤキの干物を作っている時にうっかり歯に触れてしまったら指がスパッと切れた。 恐ろしきかなスミヤキの鋭い歯。 そういえば56cmの大きなスミヤキを捌いていたら胃袋から出てきたのは・・・ これです。 イカにオキアミをくっつけた餌針。 全く消化されて…