#音楽レビュー

8月/Augst

人々が過ぎる ぼくは見過ごす この風はどこから 吹いてくるのか 八月の空は とてもきびしくて つきさすひざしで 君を見失い めいろに入り込む つぎのカドを曲がると あそこにたどり着く たのんでないのに あのカドにたどり着く 君のアトを追いかけ 夢心に走…

7月

ここにあるだけの夢を川で遊ばせ 流れにまかせて流れに逆らい 夜には静かな炎がもえ始め 君に伝えたいだけ どこにも君はいない うそにつつまれることがとても多く 君の言うとおり なんとか目をそらす 熱くなった体を川でなんとかさます 流れる想いはぼくを永…

俺たちの暴走

曇天後雨の日曜日。 ロートル・パンクは渋谷の穴蔵に沈殿して爆音を鳴らす。 途中耳がキンキンして音を下げてと懇願する。 渋谷のスタジオペンタは飲食喫煙可能なパンクなリハスタだ。 俺は煙草を止めて10年以上経つので喫煙可能なことで享受出来るメリット…

6月

長く暗い列車に身をまかせ ぬかる様に進む一人ぼくをのせ くもりマドをなぞる指がぬれている 月曜日になぜかここをおとずれる ため息とタバコの煙が重苦しく ねむったかと思えばみみなりをおいていき かならず決まって月曜日アメがふる 今日も雨がふってる重…

4月

言葉じゃなく ごかいのはて 君との約束わすれて 伝えるほど きれつ深く そんな目 俺を見るなよ ぶあいそうな風いつまで 追うほどににげ どこまで それでも君は知らぬふり どこまで俺を苦しめる 殺れるものなら やればいい 「君の好きに勝手にするがいいさ」 …

3月

春の風はぼくを押し ぼくの足は冷え切って 街は春の中へ 要領が悪いくせに その上から回り やっぱり一人 空を見上げる かぎりなく青く ブルーに染まる空 君のことを想い続け ここまで来てみたが なんかから回り それほどまでに空は青 何でそこまでしてもぼく…

2月

風をきってなぜに 向かって走る 冷たい風の中 目を細めて 映画の中に映る 場面のような 照らす光はなく ぼんやりあわく なぐさめ合う わけでもないし ただ夜も ぼくも一人で 今を生きぬくため できすぎの姿に あこがれもなく バカな話しの中 すれちがう夜 ひ…

暴走老人の爆音納め・・・スタジオペンタ(渋谷)

12月に○○納め、1月に○○初め、という区切り感はもうどうでもいいやと思わないでもないのだけど、まぁ、無事に年末を迎えることが有り難く感じられつつあるお年頃ではある。 そんな香ばしいお年頃メンバー達からなる後期高齢パンク・バンドの今年最後のリハー…

12月/december

故郷では雪が降る 背を向けエリを立てる ここではからっ風が ようしゃなく打ちつける 痛さも感じない ウソも本当になる 何度でも喰らってやる よけかた知らないから カギもかけず 地図も持たず クラクラと足がもつれ 気をゆるし家は遠く どんどん迷い込んで …

10月

ふみしめるほど いやな音が頭をつきさして くさる落ち葉をながめ さめたいやな季節 君は叫ぶなにかにおびえ はきすてる神の ゴミをひろいつづけている さめたかがみにうつる 問いかける なにを見つめる 積み上げるゴミさばく心 重なるウソも つのる想いもす…

俺たちの暴走

幾つかある私の趣味の中で、恐らくは唯一決して独りでは成立しないもの、それがバンド活動である。 土曜日の昼からロートル集団が集まり掻き鳴らす哀愁と激情と暴走。 表現とはある意味では自己内対話のツールでもあるわけだが、文章を書くこと、釣り(も時と…

9月

ねぐるしい夜ぼくは目をこすり 君のドアをまたたたいている カギははずれかいだんをのぼりきる ほほをかすめる風のあいさつをうけ 気持ちが良くそっと目をとじる あがく夏もぼくと共になだめ 夏の気分がぬけずまたここに さめた風は夏の終わりを告げる はず…

8月/August

人々が過ぎる ぼくは見過ごす この風はどこから 吹いてくるのか 八月の空は とてもきびしくて つきさすひざしで 君を見失い めいろに入り込む つぎのカドを曲がると あそこにたどり着く たのんでないのに あのカドにたどり着く 君のアトを追いかけ 夢心に走…

打撃

ローフレットで音がビビる箇所があり、さらに順反りもキツくなっていたので、調整とフレット交換の為に工房に預けたのが3月。 作業を進めながらでないと状態がわからないという事情はわかる。 指板の波打ち、ネックの捩れとハイ起き、大規模修正で指板を大き…

7月

ここにあるだけの夢を川で遊ばせ 流れにまかせて流れに逆らい 夜には静かな炎がもえ始め 君に伝えたいだけ どこにも君はいない うそにつつまれることがとても多く 君の言うとおり なんとか目をそらす 熱くなった体を川でなんとかさます 流れる想いはぼくを永…

ベースの増殖

昨年購入したプレシジョン・ベースの音をとても気に入っているのだが、ローフレットで音がビビる箇所がありリフレットの為に工房に預けたのが3月半ば。 それが6月に入ってもまだ帰ってこないのである。 フレットを抜いたところ、指板の波打ちが酷く、更にネ…

俺達の暴走・・・スタジオペンタ(渋谷)

最近何を読んでも、何を聴いても、全く面白くない。 習慣からなんとなく読んだり聴いたりしていても、心は活字を追うことからも音楽を聴くことからも遠い毎日である。 無意味で単純な反復行為とは慣れを生み、人の心を麻痺させるものだ。 最近、私を取り巻く…

3月

春の風はぼくを押し ぼくの足は冷え切って 街は春の中へ 要領が悪いくせに その上から回り やっぱり一人 空を見上げる かぎりなく青く ブルーに染まる空 君のことを想い続け ここまで来てみたが なんかから回り それほどまでに空は青 何でそこまでしてもぼく…

2月

風をきってなぜに 向かって走る 冷たい風の中 目を細めて 映画の中に映る 場面のような 照らす光はなく ぼんやりあわく なぐさめ合う わけでもないし ただ夜も ぼくも一人で 今を生きぬくため できすぎの姿に あこがれもなく バカな話しの中 すれちがう夜 ひ…

ベースの調整

ある方の形見分けとして我が家にやってきたベース。 しかしこれが曲者で、とにかく鳴らない。 配線を変え、POTを変え、ピックアップも変え、それでも鳴りが悪いので果ては塗装までやり直した。 かなりマシになったのだが、それでも満足する音が出ない。 あれ…

12月

故郷では雪が降る 背を向けエリを立てる ここではからっ風が ようしゃなく打ちつける 痛さも感じない ウソも本当になる 何度でも喰らってやる よけかた知らないから カギもかけず 地図も持たず クラクラと足がもつれ 気をゆるし家は遠く どんどん迷い込んで …

10月/october

ふみしめるほど いやな音が頭をつきさして くさる落ち葉をながめ さめたいやな季節 君は叫ぶなにかにおびえ はきすてる神の ゴミをひろいつづけている さめたかがみにうつる 問いかける なにを見つめる 積み上げるゴミさばく心 重なるウソも つのる想いもす…

秋の気配

9月も下旬になり、秋の気配から秋の深まりを実感する季節に。 つるべ落としの如く日増しに短くなる日中、スーパーに並ぶ食材の変化、キリンから発売される秋味、スミイカ釣りの始まり、カワハギ釣りの始まり、そして中間決算に伴うゴタゴタ。あ、最後のは情…

9月/september

ねぐるしい夜ぼくは目をこすり 君のドアをまたたたいている カギははずれかいだんをのぼりきる ほほをかすめる風のあいさつをうけ 気持ちが良くそっと目をとじる あがく夏もぼくと共になだめ 夏の気分がぬけずまたここに さめた風は夏の終わりを告げる はず…

スペック<思い入れ

そんなに物欲は強くない方だと思うのだが、航空券探しと楽器の検索は性というか業というか、とにかくついついしてしまう。 そう言えば読みたいと思った本も一切我慢せずに買ってしまうし、こう書くと節度の無い物欲マシーンのようだが、釣具やCDや服やワイン…

5時間耐久練習・・・STUDIO PENTA五反田

勤続20年の中途採用同期組による我等がロートル・パンク・バンド、たまにしか集まれない事情があるため1回の練習も長くなりがち。 この日も老体に鞭打って5時間耐久猛訓練。 ほぼ中弛みもなく下らない演奏を続けたのであった。 ハンディレコーダーで7曲録音…

8月/August

人々が過ぎる ぼくは見過ごす この風はどこから 吹いてくるのか 八月の空は とてもきびしくて つきさすひざしで 君を見失い めいろに入り込む つぎのカドを曲がると あそこにたどり着く たのんでないのに あのカドにたどり着く 君のアトを追いかけ 夢心に走…

7月

ここにあるだけの夢を川で遊ばせ 流れにまかせて流れに逆らい 夜には静かな炎がもえ始め 君に伝えたいだけ どこにも君はいない うそにつつまれることがとても多く 君の言うとおり なんとか目をそらす 熱くなった体を川でなんとかさます 流れる想いはぼくを永…

ロートル・パンクの祝祭

梅雨の合間の晴天の土曜日。 釣りに行かなかった理由は、我らがロートル・パンク・バンドの5時間耐久猛訓練の日だったから。 今年我が家にやって来たニユーフェイス(とは言え20歳)、プレべを所有するのは生涯で2本目だが、この不器用で無骨なベースが出音含…

ロックの日にはギターを買いに。

6月9日(金)。 THEピーズが日本武道館でライヴを行ったロックの日、私は会社帰りにギターを買った。 中古のtokaiテレキャスター・モデル。 新品同様で4万円のお買い得商品である。 弦は4本までと決めているコンサバティブなベース愛溢れる私は多弦ベース…