2010-01-01から1年間の記事一覧
クリスマス・イヴなどという華やかな夜とは無縁な俺だが、会社帰りに寄った上州屋新橋店でエイテックのエアボーン・スティックというロッドが50%OFFで売られているのを発見すると、自分へのクリスマス・プレゼントと称して衝動買いしてしまったのだった。 オ…
クリスマス寒波などというものがやってきて連日西の強風が吹き荒れ、各地で休船が相次いだ週末。 しかし八景沖という究極の西風の風裏をポイントとする野毛屋のフグ船はどれだけ吹こうとも何等影響を受けないのであった。 6時半頃船宿に到着すると、辺りは人…
本当は今日はカワハギを釣りに行こうと思っていたのだが、強風の為あえなく出船中止となってしまった。 なんか最近荒れた天気が多い気がする。 そんな訳で先日の昼食のネタでも…。 昼時に六本木で一仕事終えた。 次の現場へ移動する前に昼食をとらねばなるま…
矛盾と寝るのがサラリーマンという職業。 その通り。 しかし矛盾と向き合い過ぎるとやりきれなくなってしまうこともある。 そういう時は旨いもん食って飲んで、切り替えるに限る。 本郷三丁目の「もつ焼きじんちゃん」は今年出会った飲み屋(というかもつ焼き…
我が釣り友DDVセンパイとの釣り納めは羽田かみやのカワハギ船をチョイス。 肝パンのカワハギ釣って刺身と鍋を食いたい、という釣欲より食欲が優先された大人の選択だ。 前日の釣果がイマイチ冴えなかったせいか客は少なめ、左舷ミヨシにDDVセンパイ、二番手…
しばしば訪れている蒲田の立ち飲み屋「豚番長」の店長、通称番長から「イカを釣ってみたい」と言われた。 イカ釣りと言っても俺に出来るのはエギングのみ。スミイカかアオリでも良ければと言うと、なんでも塩辛を作りたいのだそうだ。 それならばという訳で…
仕事で必要な資料を探して朝から渋谷新宿の街を徘徊した後、週末の釣りに必要なものを求めて歌舞伎町の上州屋まで足を延ばした。 同じチェーン店でありながら、渋谷・新宿・池袋では値付けが全く異なっていたりして、相場を掴み掘り出し品を発掘する為にもま…
晴天ベタ凪の日曜日、色々釣りたい釣りモノはあるけど何処も混雑しそうで当日朝まで何を釣りに行くか決めかねていた。 ストレス解消のはずの釣りが別のストレスを生む温床と成り兼ねない事は体験的に学習したばかり。 結局悩んだ末に“今食いたいモノ釣ろう”…
嗚呼、空虚だ。 …。 何かでこの穴を埋めなくちゃ。 精神の欠落を物理的手段で埋める為に俺は蒲田のラーメン大へ行き、禁断の「野菜マシ」コールをしたのだった。 ラーメン、豚入り、魚粉、野菜マシ。 ハハハハハ、漫画のように馬鹿げた盛り、俺のちっぽけな…
金曜日の夕方から見舞われた謎の吐き気は峠を越えたと思われたが、代わりに海上では強風が吹き始めていた。 海も身体もコンディションが悪いが、この日は我が釣友・DDVセンパイにどうしても会わねばならない事情のあった俺は、とりあえずアオリ用タックルを…
日増しに寒くなる今日この頃。 鍋の旨い季節の到来である。 一向に上向かない大貫のショウサイフグに見切りをつけ、野毛屋のフグ船が八景沖でアカメを専門に狙い始めたという。 アカメといえば最高の鍋の具材! 型も良いというし、“5尾も釣れれば充分!”、と…
その日いつもよりゆっくりめに船宿に到着すると既にcalmさんは到着されており、俺の釣座も確保して下さっていた。 野毛屋釣船店実に64回目の参詣(あ、1回出船中止があったから正確には65回目というべきか?)にして初めて乗船する第三忠丸は、7時15分に6名の…
人と人は根本的に解り合うことは出来ないし、努力は基本的に報われない。 という基本姿勢で生きている。 そんな俺は勿論オプティミストでは有り得ないが、かと言ってペシミストだとも思っていない。 単にリアリストなのだ。(夢見がちな一面もあるんですけど…
昼時に新橋を通ったもんだからラーメン食べたくなって途中下車してしまった。 ラーメン、豚入り、野菜ダブル、脂マシ、麺固。 麺の量は少なめで歯ごたえはソフト、野菜の盛り付けも大人しい大人の二郎だ。 この日は背脂の甘味が際だって美味しく感じられた。…
たまには午前半日船もいいものだ。 釣りを終えて、身内と友人に獲物をおすそ分けしてから帰り、道具を綺麗にして洗濯をしてシャワーを浴びてもまだ2時。 釣りだけに休日を捧げるのではなく、家事も出来れば新聞だってゆっくり読める。 そんな訳で当日の釣行…
改装の為一時休業していた燕三条ラーメンの「潤」が知らぬ間に再開していた。 この店に来たら生ビールのオーダーがマスト。太麺故に茹で時間がかかるし、冷凍庫でキンキンに冷やしたジョッキでサーブされる生ビールはゆっくり出てくるラーメンを待つ間に飲む…
「あらゆる魚介類の中でイカが最も好き」という我等がバンドのギタリスト、fIVEさん。 イカが好きならイカの王様アオリイカを釣って食べなきゃとたぶらかし、咋シーズンに二回ほど第二忠丸に一緒に乗船したのだがお互いに本命のアオリは連続ボウズを喰らって…
熊本ラーメンの名店、桂花が民事再生法の適用を申請した。 “ラーメン”という食べ物に特別な感情を抱くようになったのは15歳の春に食べた桂花の太肉麺に衝撃を受けてから。 以来豚骨、太麺が長らく俺のラーメン・スタンダードであり続けたし、今でもたまに食…
土日は大荒れの天気を覚悟していたのだが、台風は思いの外早く東の海上へと抜けて行った。 すっかり諦めてた釣りに行けるなんてなんか得した気分! 船宿は土曜日の夕方早々に出船宣言をした近場の羽田「かみや」にするとして、さてカワハギにしようかスミイ…
台風の接近に伴い出船は絶望的だったが、そんなの関係無く週末の釣具店は混雑していたのだった。 一軍ルアーの予備は必要だし、一方で新しいルアーを見ると試してみたくなる。 このようにして俺のトラウト用スプーンは増殖の一途を辿り、気が付けば400枚を数…
一向に上向かない湾フグ戦線であったが、気温の低下と共に鍋料理への欲求が高まっていた俺は物怖じせずに野毛屋へと向かったのだった。 この日は波乱の幕開け、横浜横須賀道路の堀口能見台ICを折りた途端にタヌキを轢きそうになってフルブレーキで回避するプ…
生き様は草食系だが食性は肉食のワタクシ、しかし最近では副業の漁師業に身が入り過ぎて動物性蛋白質は主に魚類からの摂取に偏っていたのだった。 ヤバイ、そろそろ肉喰わねば。 ところで焼肉屋に行ったなら最初から最後までひたすらカルビを食べ続けるよう…
そこは採血すらろくに出来ない究極のヤブ医者であったが、会社指定の健康診断だったので選択の余地は無かった。 昼前には無事に(というか決して無事にではなかったのだが)診断は終わったので、少し足をのばしてラーメンでも食べてから出社しよう。 という訳…
真鯛の季節は終わり、湾フグ戦線は異常アリアリ。 さてそれでは何を釣りに行くべきかと頭を悩ませた結果、「食べたいモノを釣りに行くべし」ということで金沢八景太田屋の午前タチウオ・午後スミイカの豪華リレー船に決定。 我が家の冷凍庫にはまだ先日釣っ…
六厘舎インスパイア系の蒲田銀四郎が秋の限定メニューとして打ち出した二郎インスパイアつけ麺、その名も「銀二郎」。 これが気になって仕方なくて、会社帰りのある日に立ち寄ってみると・・・ 「げっ、無い!!!」 なんとメニューから消えていた。そんなに…
(承前) そんな訳で中1日で再び野毛屋エビタイ船に乗り込んでしまったのである。 野毛屋エビタイ船にとって今シーズン最後の休日、好天気、前日の爆釣と混雑する要件は全て満たしていたこの日、案の定15人ものアングラーが集まった。 俺の釣座は左舷トモ三番…
開幕する釣りモノもあれば、終わってしまう釣りモノもある。 こういう“季節感”もまた釣りの魅力の一つである。 しかし個人的には非常に困った状況に追い込まれていた。 何故ならば野毛屋釣船店のエビタイ船が10月13日をもって今期の終了を宣言したからだ! …
エギングを始めた当初は“アオリの外道”ぐらいにしか考えていなかったのだが、昨年初めて専門に狙う魅力(則ち釣趣と食趣)を知り、秋が深まるにつれ今か今かと待ちわびていたスミイカが遂に開幕!特にシーズン初期の小型スミイカの身の甘味といったら、イカ界…
船宿まで行きながら雨風で出船中止の憂き目にあった月曜日の無念さが拭えず、土曜日がくると迷う事なく野毛屋へ向かった。 船宿で受付を済ませてから船に乗り左舷トモ5番手で出船を待っていると、エビ鯛船の中乗りエストシ君(仮名)が桟橋に姿を現し第二忠丸…
秋めく間もなく秋が来た。 今年はそんな感じだ。 夏が終わり、秋から冬へ向かう時期は一年で最も好きな季節。 暑がり・汗かき・虫嫌いの身には“もはや暑くもなく蝉もいない”というだけで心底ホッとする。日増しに日が短くなっていく哀愁感にも心奪われるもの…