鯛しゃぶと猫

イメージ 1


2015年野毛屋最終戦で釣った4.5kgの真鯛、綺麗な桜色をしたメスの鯛ではあったけど、捌いてみると身質はやや粗め。刺身で食べるには厳しそうだ。

そんな訳で大晦日に実家に持ち込み鯛しゃぶを年老いた両親に振る舞うことにした。

イメージ 2



柵取りをして背側の身だけを使ってもこのボリューム。とても食べきれないので腹側の身は昆布締めにして元日に食べることに。

筋が気になるものの脂が乗ってて臭みもない身は、刺身で食すと大味だけど、昆布で出汁を取り日本酒で整えたお湯にくぐらせると旨味が凝縮されて激ウマ!

イメージ 3


実家の猫さんも私の足に手をかけてねだりにきた。

7月に突然左目から流血し、そのまま三週間程寝たきりになった猫さん。その時は家族誰もが別れを覚悟したのだが、まさか大晦日に私が釣った真鯛を共に堪能できるなんて夢にも思わなかった。
奇跡の猫である。

真鯛と縁があった2015年はこうして暮れていった。