2009-01-01から1年間の記事一覧

前厄男達のREAL ELEGY

ほんの数日前まで影も形もなかった台風が関東に接近、そして未明には静岡を震源とする大きな地震まで発生した。 ここまできたらさすがに笑うしかない。 何故ならば、この日我々前厄男達(俺とDDVセンパイ)は大磯からシイラ船に乗ることになっていたからだ(笑)…

赤色エレジー・・・8/8野毛屋

といっても昔の流行歌のことではない。 赤いイカした俺のタイラバ・ロッドで、赤い鉛だかタングステンの高級ルアーを操作し、赤いゴキゲンなターゲットを狙うという例の釣りの話し。 二枚潮は収まり、夏の潮流が東京湾に入って一気に潮色が綺麗になったとの…

前厄男達の哀歌・・・8/5野毛屋

真鯛を釣り上げた幸福感は一週間程持続したが、負傷した左手人差し指の傷が癒えるにつれ、幸福感も薄まってきたのだった。 身体が新たな獲物を欲している・・・。 という訳で、大潮のこの日夏休みを取得し、俺はDDVセンパイと共に野毛屋第一忠丸に乗船した。…

鳴かぬなら、諦めましょう不如帰

普段全く縁のない、京王線の笹塚で仕事が入った。 駅を降りるとなんとなく既視感があったのだが、そういえば大学時代の友人に何故か笹塚のパチンコ屋に入り浸っていた男がいて、半ば無理矢理何度か連れてこられたのを思い出した。 俺にとってはパチンコとロ…

STAND UP AND SHOUT!

会社帰りに渋谷のサンスイで100gのラバージグと替えフックをお買い物。やはり潮が速い時にはタングステン製の小さなヘッドに100gの重量があった方が底は取りやすいような気がする。・・・と、このようにしてルアーというものは右肩上がりに増え続けるのです…

壊れてしまったカルロス・リベラを見て、矢吹丈は涙した。

キャンプが嫌いだ。 外で食べるご飯が美味しいなんて幻想だ。 テントで寝るなんて最悪だ。 そもそも俺は虫が嫌いだし、簡易式トイレにも耐えられない。 そんな理由で今まで一度もフジロックに行ったことはなかったのだが、BAD BRAINSが出演するとなれば話し…

勝馬の尻

都営新宿線小川町で仕事を終えた俺。 駅に向かうべくフラフラと歩いていると、気になる店を発見!博多に本店があるというラーメン店、「暖暮」だ! 店の入口に掲示されていた貼紙を見ると、地元テレビ局の人気ラーメン店ランキングで1位を獲得したこともある…

祭の後

(承前) こんなに食べ切れないのでホウボウは実家におすそ分け。そして帰宅するやいなや俺は人生初ゲットの真鯛を人生初の捌きにとりかかる。 おおっと、まな板からはみ出しちゃうぜ!(自慢) まずはウロコ落としだが、固くて大きなウロコは結構な難敵。20分余…

運命の日…7/22野毛屋

7月22日。新月、大潮、皆既日食。 万難を排し、万全を期して予約していた川崎トレードウインズ。しかし出船前夜の7時半、「天気予報が非常に悪くなったので出船を中止する」と池田船長から非情な電話がかかってきたのだった・・・。 ・・・。 そりゃあ自然が…

特・特・特!

携帯が壊れた。 修理に行った。 多くのデータが失われた。 喪失感に襲われた。 心の空白を埋めるべく、ボリューム感のある食事を摂る事でバランスを保とうと思った。 元気を出そうと思った。 そんな俺が向かった先は・・ 蒲田「元気の源」1日20食限定特チャー…

ワタクシボウズニモスッカリナレマシタ。…7/18浅八丸

新しいタックルの筆下ろしには、いつだって期待と不安を伴う。 PALMSコーラルスター70MとツインパワーSW5000HG。 新兵器を携えやって来たのは平塚新港・浅八丸。狙うは勿論シイラだ! 同行は釣り歴四十余年を誇る弊社のちょいワルアングラーH氏(62)。その浅…

泥沼・・・7/12野毛屋

定刻の7時15分に出港した野毛屋の第一忠丸は、いつもと違うルートを航行していた。 目の前には富津岬、いつものポイントである観音崎沖に見切りをつけて今日は房総半島側を攻めるのかね? などと思ってたら、船は突然減速し富津港に接岸してしまった! いつ…

ANOTHER FACE

新しいロッドを買い、新しいリールを買った。 あと必要なのは新しいルアーだ。 という訳で仕事の帰りに渋谷の某プロショップへ立ち寄りルアーを調達。 これで戦闘準備が整った。 さて渋谷と言えば富士屋本店である。 勝手がわからず最後にホッピー頼んだらと…

釣りロマンを求めて・・・7/5野毛屋

人気テレビ番組のタイトルをはからずもパクってしまたっが、ロマンを求めなきゃこんな釣りやってらんないでしょう! という訳で2戦連続ボウズ中のタイラバ、三度目の挑戦は金沢八景・野毛屋。基本的にエビ餌を使うテンヤ真鯛の船だけどラバージグもOK。 なに…

NEW WEAPON

午前必着で頼んだのに、1時を過ぎてもブツは届かない。 問い合わせの電話を入れようかと思った正にその時、わが家のインターホンが鳴った。 PALMSコーラルスター70L、SHIMANOツインパワーSW5000HG。 テポドンでもノドンでもない、俺のNEW WEAPON。 これで新…

あの味が忘れられなくて・・・西新宿おおの屋

新宿で仕事を終えたこの日、以前スタジオに入る前に一人で立ち寄り非常に気にいった立ち飲み屋「おおの屋」が恋しくなってアローン・アゲイン! まずは生ビール(350円!)とレバ刺し(250円!)をオーダー。 約束された味、旨い。 串ものは一本単位でオーダー可…

テエガツリテエンダ!…6/28トレード・ウインズ

午前3時55分。早朝というより深夜といった方がしっくりくるような時間に川崎港を出船した船は、1時間半かけて観音崎沖のポイントに到着した。 辺りは深い霧に包まれており、髪や服が湿る。そして霧が晴れたと思ったら、入れ代わるように本格的な雨が降り始め…

Gotta Know the Rules

今週月曜日のこと。 日曜日の釣行でロストしたルアーの補充に渋谷へ。 その帰り、暑さと湿度で喉がカラカラだった俺はどうしてもビールが飲みたくなったのです。 で、最近“大衆居酒屋探索”が新たな趣味に加わった俺は、未訪問だった渋谷立ち飲み界の、いや東…

ラーメンDIE!

以前はバッド・ボーイズ・佐田みたいな風貌の店員が厨房に立っていたラーメン大本郷三丁目店。 その接客態度の悪さと客を客と思わないゴウガンフソンぶりはそのような傾向の店員が多い二郎・大の中でも突出しており、この店が旨いラーメンを提供しているのに…

思い付いたら即行動

普段余り縁のない溜池山王で仕事を終えたこの日、地元をかすめていながらこれまた余り縁のない南北線で直帰。 しかし、まだ時間も早く、真っ直ぐ帰るのが勿体ない気分だ。 そんな訳で軽く寄ってみたのが新丸子と武蔵小杉の間にあるもつ焼き店「けんもつ屋」…

元気が無いから何も出来ない。

しかし、湿度というのは人のやる気を完膚なきまでに削いでくれますなあ・・・。 蒸し暑くて眠りも浅めだし、疲れも取れにくいこの頃。 ガッツリラーメンでも食べてチャージしますか! ってことで名前に誘われてやって来たのが蒲田の「元気の源」。二郎インス…

美・食同源コラーゲン

言うまでもないことだが、俺はラーメンやもつ焼き、ハンバーガーばかり食べている訳ではないのですよ。 という訳で、先日食べたちょっと変わったメシの話しを。 さて、先日ひとつ大きな仕事を成し遂げた我が職場のグループ。 ・・・。 大仕事の後は当然打ち上げ…

華麗なる劇場型激情モツ焼店

モツ焼店の最高峰とも言える東十条・埼玉屋。 メディアでもしばしば取り上げられるこの名店中の名店は最近ますますハードルが上がっているようで、前回訪問時は会社を早退して6時半に訪店したというのに、なんと仕込んだ食材が全てなくなってしまったとのこ…

Actually、I am not lovin' it !

最近の不摂生が祟って身体が重いなあ・・・。 などと思いながら出勤前にめざましテレビを見るともなく眺めていたら、「今日の8位はおひつじ座。食生活が乱れ体調悪化。お腹にやさしい食事を!」だって。 「!!!」 たまにはこんな偶然もあるから占いは面白…

名は体を現す

2009年6月13日土曜日。 その日はあっけなくやって来て、去って行った。 生まれて初めて立ったライブ・ハウスのステージ。この日齢40にして人生初のライブを行ったのだ! しかし極度の緊張から本番前に泥酔状態に陥った俺は、何が何だか分からないうちに演奏…

新機軸・・・6/10野毛屋

しかしFGノットって難しいなあ。 なかなかマスター出来ないこのライン・システムを早急に身につける必要に迫られていた俺は、晩酌しながら夜な夜な練習に励んでいた。 そして・・・。 土日もずう~っと仕事が入っていた怒涛の仕事攻めが一段落したこの日、俺…

THIRSTY AND MISERABLE

40にもなってこういうことを言うのも気が引けるけど、俺はどちらかと言えばシャイな方だ。 そんな俺は素面ではベースも弾けないし歌えない。 何故ならば恥ずかしいからだ! この度諸般の事情で知り合いのバンドの助っ人でベースを弾く事になった。 いや、正…

アンアンアン、とっても大好きオキえもん・・・5/30沖右エ門丸

先週中頃あたりから相模湾のノッコミ・アオリが好漁だ。 乗合を出しているどの船宿も大型に沸き、数も出ている。 前週の腰越・飯岡丸で一人乗り遅れたリベンジを果たすなら、今しかないっ! 大漁揃いの相模湾アオリ乗合船のなかでも、一際目立つ怒涛の釣果を…

居酒屋兆治

普段はまず行く事のない高井戸で仕事が入った。 京王線の下高井戸駅で降り、打ち合わせ場所を目指して甲州街道を西へ向かって歩いていると、見馴れた黄色い看板を発見! ってもちろん消費者金融のプロミスではなく、ラーメン大だ! へえ~、こんなところに大…

ピン飲み放浪記

20代の終り頃、一ヶ月の三分の一くらいは静岡方面に出張に出ているような生活が2年ばかり続いた時期があった。 国内国外を問わず、旅に出たら極力地元の食材や料理を摂取することを身上としている俺の「地の物フェチ」気質は、出張生活を続ける中で出会った…