THIRSTY AND MISERABLE

40にもなってこういうことを言うのも気が引けるけど、俺はどちらかと言えばシャイな方だ。
そんな俺は素面ではベースも弾けないし歌えない。
何故ならば恥ずかしいからだ!

この度諸般の事情で知り合いのバンドの助っ人でベースを弾く事になった。
いや、正確に言うならば“なってしまった。”

このバンドの練習は常に平日の夜。

そんな訳で俺は或る日の会社帰りに重い機材を持って西新宿のスタジオに向かう羽目に。
ふと見ると街角のショウウインドウのガラスに楽器の重みでいつも以上に猫背になりながらヨロヨロ歩く俺が写っている。その姿はまるで定職についていないくたびれたオッサンのようで、非常にみすぼらしい。

・・・。

定刻40分前に現地に着いた俺は、スタジオのはす向かいにある立ち飲み屋「おおの屋」でひとりメートルを上げる作業にとりかかった。

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まずはビールと煮込み。

串もの全て1本80円というリーズナブルな価格設定も嬉しい。
写真を撮り忘れたけど、カシラとハラミを塩で、シロをタレでオーダーした。タレの味がいささか強すぎたけど、どれも非常に美味!

そして圧巻は・・・

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このレバ刺しだ!
この大きなカット、そして肉の張り具合、最高に旨いぞ!しかもこれで250円だというから驚きじゃないか!

ビール2杯と抹茶サワーを2杯飲んで、しめて2000円。

安い!
このまま飲み続けたいところだけど、スタジオの時間になってしまって強制終了。

う~む、このパターンは次回以降のスタジオでも使えるなあとほくそ笑んでいたのだが、なんと全員の予定が合わず練習は今日で終了!

で、次回はいきなり本番だそうなのだが・・・。

大丈夫か、俺?