Gotta Know the Rules

今週月曜日のこと。

日曜日の釣行でロストしたルアーの補充に渋谷へ。

その帰り、暑さと湿度で喉がカラカラだった俺はどうしてもビールが飲みたくなったのです。

で、最近“大衆居酒屋探索”が新たな趣味に加わった俺は、未訪問だった渋谷立ち飲み界の、いや東京立ち飲み界の雄、「富士屋本店」へと向かった。

店へと続く細長い階段を下りると一気に視界が開ける。
入り口の佇まいからは想像もつかないほど広い店内、まるで核シェルターのようだ。

既に店内は満員だったが店員が上手い事スペースをみつけて俺を誘導してくれる。

まずはビールを、次いでしめ鯖と椎茸天ぷらをオーダー。
周りの客の様子を見ると、どうもキャッシュ・オン・デリバリーのようだったので、ビールを持って来たおばちゃんに1000円札を差し出す。しかしおばちゃんは俺の差し出した金を完全無視して去っていった。
う～む、どうも俺はタイミングを間違えたらしい。しかし、何の説明も無かったらシステムもわからないじゃないか！まずはルールを覚えなくては。

程無くしめ鯖が、間髪いれずに椎茸天ぷらが運ばれてきた。ここでさっきのおばちゃんが3品分の金銭を要求。なるほど、オーダーが揃った時点で会計ね。

軽く酢でしめただけの鯖は店の雰囲気からは想像もつかない上品な味(失礼！)、そして揚げたての椎茸はサクサク・ジュワ～で目茶苦茶旨い！ビールが進みまくって生中3杯が瞬殺だ！

あまり長居をしたいような雰囲気の店でもなかったので、最後にホッピーを飲んで帰ることに。
で、目の前にいた極めて愛想の悪い兄ちゃんにホッピーと冷やしトマトを頼んだら･･･

なんなんだよ、この焼酎の量はヨオ！！！

瓶に入ったホッピーよりも焼酎の方が多いというこのアンバランスなホッピー・セット、こんな仕打ち初めてだ！

結果、ホッピー1に対して焼酎3くらいの人生最高濃度のホッピーがタップリ3杯飲めました。

･･･。

俺は軽く飲んで帰るくらいの気持ちだったのに、店を出る時には完全に泥酔状態。

恐るべし、富士屋本店…。