シギリヤ、ピドゥランガラ、アーユルヴェーダ・・・スリランカ旅行記(8/13)
学校の夏休みに加えて、今スリランカは5連休真っ只中だから、早めに出た方が良いとのトゥクトゥクドライバーの勧めに従い、8時過ぎに出発。
目指すはかの有名な世界遺産、シギリヤ・ロックだ。
確かに混んでいる。そして入場料がUS30ドルと恐ろしく高い。
ま、世界遺産の保護に一役買っているのだ、喜んでお支払いしましょう、喜んで。
細い階段をノロノロ昇る。混雑が酷いし階段や通路はとても細いので、歩いているよりは止まっている時間の方が長い。
そして、この撮影禁止サインの奥に、かの有名なフレスコ画があった。
写真を是が非でも撮らせてもらいたいような素晴らしい絵だったが、係員が厳しく目を光らせていた。
階段からの眺め。
イワツバメが沢山飛んでいるが写真には全く写らない。
ライオンズ・ゲート。
あっぷ。
この先はいよいよかつて宮殿があったという頂上である。
想像を絶する規模、そして高さである。
5世紀半ばという大昔に、どうやってこんな場所に宮殿と要塞を築くことが出来たのだろう?
ほぼ垂直の岩なのに。
多分これが答えだ。
壁面に足場のようなものが削られていた。
恐らく転落事故多数だったことだろう。
さて、駐車場でドライバーと合流、お次はシギリヤ・ロックの隣、ピドゥランガラという小高い丘へ。
ここは宿のオーナーの猛烈なオススメで、シギリヤ行くなら外せないし、ここに寄っても距離は変わらないから、料金が上がることはない。もしもトゥクトゥクのドライバーがエクストラチャージを要求しても決して払わずにここまで連れてこい!だって。
そりゃ行くしかないよね。
シギリヤの入場料の十分の一、500ルピー(300円)払って階段を昇る。
すると階段は徐々に険しくなり、そして途中から階段と呼べるようなものが消えた。
道無き道を汗だくで突き進む。
地獄の行進である。
最後の難所では渋滞が出来ていた。
この岩をよじ登り、岩の隙間を潜ると、そこがようやく頂上であった。
あれに見えるはシギリヤ・ロック。
ジャングルの中に突如隆起したような巨大な岩、本当に異様な光景だ。
昔の王様が宮殿を、そして要塞を作りたくなるような気持ちは分からないでもない。本当に作るかどうかは別として。
ピドゥランガラの上のポニョ。じゃなくてカメレオン。
ピドゥランガラの上のポニョ。じゃなくて犬。なんて幸せそうな顔をしているのだろう?
下りは登りに比べれば楽だけど、相対的に楽なだけであってかなり厳しい道程であることに変わりはない。
駐車場でトゥクトゥクドライバーと合流した私は、ドライバーに笑われる程に汗だくで、かつ疲労していた。
その後、観光は取り止めてドライバーオススメのアーユルヴェーダ・マッサージに連れていってもらったのだった。
ここでちょっとした事件が発生したのだが、長くなるので書かない。
恐らく私は上手く処理出来たはずだ。
そして個人的にはアーユルヴェーダ・マッサージよりはタイ・マッサージの方が遥かに好みであった。
但し、翌日に疲労やら筋肉痛やらが全く残らなかったのは、効果があったということなのかもしれない。
目指すはかの有名な世界遺産、シギリヤ・ロックだ。
確かに混んでいる。そして入場料がUS30ドルと恐ろしく高い。
ま、世界遺産の保護に一役買っているのだ、喜んでお支払いしましょう、喜んで。
細い階段をノロノロ昇る。混雑が酷いし階段や通路はとても細いので、歩いているよりは止まっている時間の方が長い。
そして、この撮影禁止サインの奥に、かの有名なフレスコ画があった。
写真を是が非でも撮らせてもらいたいような素晴らしい絵だったが、係員が厳しく目を光らせていた。
階段からの眺め。
イワツバメが沢山飛んでいるが写真には全く写らない。
ライオンズ・ゲート。
あっぷ。
この先はいよいよかつて宮殿があったという頂上である。
想像を絶する規模、そして高さである。
5世紀半ばという大昔に、どうやってこんな場所に宮殿と要塞を築くことが出来たのだろう?
ほぼ垂直の岩なのに。
多分これが答えだ。
壁面に足場のようなものが削られていた。
恐らく転落事故多数だったことだろう。
さて、駐車場でドライバーと合流、お次はシギリヤ・ロックの隣、ピドゥランガラという小高い丘へ。
ここは宿のオーナーの猛烈なオススメで、シギリヤ行くなら外せないし、ここに寄っても距離は変わらないから、料金が上がることはない。もしもトゥクトゥクのドライバーがエクストラチャージを要求しても決して払わずにここまで連れてこい!だって。
そりゃ行くしかないよね。
シギリヤの入場料の十分の一、500ルピー(300円)払って階段を昇る。
すると階段は徐々に険しくなり、そして途中から階段と呼べるようなものが消えた。
道無き道を汗だくで突き進む。
地獄の行進である。
最後の難所では渋滞が出来ていた。
この岩をよじ登り、岩の隙間を潜ると、そこがようやく頂上であった。
あれに見えるはシギリヤ・ロック。
ジャングルの中に突如隆起したような巨大な岩、本当に異様な光景だ。
昔の王様が宮殿を、そして要塞を作りたくなるような気持ちは分からないでもない。本当に作るかどうかは別として。
ピドゥランガラの上のポニョ。じゃなくてカメレオン。
ピドゥランガラの上のポニョ。じゃなくて犬。なんて幸せそうな顔をしているのだろう?
下りは登りに比べれば楽だけど、相対的に楽なだけであってかなり厳しい道程であることに変わりはない。
駐車場でトゥクトゥクドライバーと合流した私は、ドライバーに笑われる程に汗だくで、かつ疲労していた。
その後、観光は取り止めてドライバーオススメのアーユルヴェーダ・マッサージに連れていってもらったのだった。
ここでちょっとした事件が発生したのだが、長くなるので書かない。
恐らく私は上手く処理出来たはずだ。
そして個人的にはアーユルヴェーダ・マッサージよりはタイ・マッサージの方が遥かに好みであった。
但し、翌日に疲労やら筋肉痛やらが全く残らなかったのは、効果があったということなのかもしれない。
アヌラーダプラ観光、そしてダンブッラ・・・スリランカ旅行記(8/12)
文章とは伝達手段であり、また、ブログという形態は創作ではなく記録(日記+アルファ)だという前提を受け入れて臨むと、情緒や叙情というのは時に邪魔であったりもする。
Yahoo!ブログの終了が象徴という訳では決してないのだが、ブログという存在が当初の目論見(私の感覚では‘本質のシェア’)を見失って殆どオワコン(という言葉こそ死語だが)と化しており、最近ではインフルエンサー(www)の換金手段か、アーティストその他のプロモーション・ツールと化している気がする。
換金手段でもプロモーションでも創作でもないブログとして、この日起こったことは全て情報に徹し非情緒的に事実を記してみよう。
湖畔での朝食を終えると直ぐにチェックアウト、昨日世話になったドライバーに8時半に迎えに来てもらい、バックパックを積み込んでアヌラーダプラの遺跡地区の観光スタート。
スリー・マハー菩提樹。一説によると樹齢は2000年を超えているというが、近所の桜の木と変わらないようなサイズ。
この後博物館へ行って遺跡地区の入場券US25ドルを購入。
ジェータナヤ・ラーマヤ。
聖なる溜池。
サマーディ仏像(と猿)。
アバヤギリ大塔。
ムーンストーン(クイーンズパビリオン)。
ラトゥナ・プラサーダ(ガードストーン)。
トゥーパーラーマ大塔。釈迦の鎖骨が安置されているらしい。
ルワンウェリ・サーヤ大塔。
名も知らぬ白いストゥーパ。
イスルムニヤ・ヴィハラヤ。
トゥクトゥクのドライバーにバスターミナルまで送ってもらい、近くのローカルレストランで昼食。ビールが無いので代わりにペプシの哀愁。
そしてバスでダンブッラへ。
ダンブッラ石窟寺院。
そして1日が終わる。
郊外の静かなホテルを押さえたので街に出るのが面倒臭く、ホテルのスタッフに夕食を作ってもらった。
ここのオーナーも日本語ペラペラ。
かつては自由が丘と菊名に住んでいたとのことで、東京の地理に明るく、私の家が蒲田の近所であると告げると、蒲田大好きとのこと。
来月日本に行くので蒲田で飲もうと誘われる。
異論は無い。
Yahoo!ブログの終了が象徴という訳では決してないのだが、ブログという存在が当初の目論見(私の感覚では‘本質のシェア’)を見失って殆どオワコン(という言葉こそ死語だが)と化しており、最近ではインフルエンサー(www)の換金手段か、アーティストその他のプロモーション・ツールと化している気がする。
換金手段でもプロモーションでも創作でもないブログとして、この日起こったことは全て情報に徹し非情緒的に事実を記してみよう。
湖畔での朝食を終えると直ぐにチェックアウト、昨日世話になったドライバーに8時半に迎えに来てもらい、バックパックを積み込んでアヌラーダプラの遺跡地区の観光スタート。
スリー・マハー菩提樹。一説によると樹齢は2000年を超えているというが、近所の桜の木と変わらないようなサイズ。
この後博物館へ行って遺跡地区の入場券US25ドルを購入。
ジェータナヤ・ラーマヤ。
聖なる溜池。
サマーディ仏像(と猿)。
アバヤギリ大塔。
ムーンストーン(クイーンズパビリオン)。
ラトゥナ・プラサーダ(ガードストーン)。
トゥーパーラーマ大塔。釈迦の鎖骨が安置されているらしい。
ルワンウェリ・サーヤ大塔。
名も知らぬ白いストゥーパ。
イスルムニヤ・ヴィハラヤ。
トゥクトゥクのドライバーにバスターミナルまで送ってもらい、近くのローカルレストランで昼食。ビールが無いので代わりにペプシの哀愁。
そしてバスでダンブッラへ。
ダンブッラ石窟寺院。
そして1日が終わる。
郊外の静かなホテルを押さえたので街に出るのが面倒臭く、ホテルのスタッフに夕食を作ってもらった。
ここのオーナーも日本語ペラペラ。
かつては自由が丘と菊名に住んでいたとのことで、東京の地理に明るく、私の家が蒲田の近所であると告げると、蒲田大好きとのこと。
来月日本に行くので蒲田で飲もうと誘われる。
異論は無い。
移動、また移動・・・スリランカ旅行記(2019/8/11)
ニゴンボからアヌラーダプラへの直通バスはなく、実は日本語堪能だった宿のオーナーに連れられてバスターミナルへ。
武田中学・高等学校のエアコン付スクールバスに乗り、まずはクルネーガラヤへ。
そこからアヌラーダプラ行きのエアコン無しローカルバスに乗り換える。
都合5時間半のバス旅。
なんだか移動ばかりである。
宿のオーナーとSMSで事前にやり取りして、彼の指示通りバスターミナル近くのピザハットに到着。SMSを送っても返事がないので訝しく思いながら電話してみると...「お掛けになった電話は電源が入っていないか電波の届かない」云々の残念な自動音声案内が英語で繰り返された。何やってんだよ、オーナー!
仕方ないので声掛けてきたトゥクトゥクのオーナーに宿に連れていってもらった。
そしてそのドライバーの「夕陽を見るのに最高な寺が郊外にあるので行かないか?」の口車に乗り、郊外のミヒンタレーへ。
滞在中に寄りたいと考えるともなく考えていた場所なので、渡りに蟹、ではなく渡りに船である。
ガイドブックによればここはスリランカに初めて仏教が伝えられたという聖地、しかもジャングルに埋もれていたその遺跡が発見されたのは1934年だという。
なんだかアンコール・ワット(カンボジア)やボロブドゥール(インドネシア)のような感じで期待が高まる。
ドライバーが寄り道して蟻塚を見せてくれた。デカイ。
ガジュマル?
ミヒンタレーの丘からの眺め。右に見えるインビテーション・ロックは人大杉で登らず。左に見えるは白い大仏。
小さな猿。やけに人間っぽいな。
マハー・サーヤ大塔(と祈る僧)。
近すぎる上に(これ以上後ろは崖)大きすぎて、全景撮れず。
まぁね、ここまでこれだけ流れが悪い旅、すんなり夕陽を拝めるとは思っていなかったので、やっぱりね、という感じだ。
何らかの儀式が始まった。
全く意味分からず。
アムバスタレー大塔。
こここそが、仏教伝来の聖地中の聖地なのだとか。
そうだ、肝心なことを忘れていた、この寺の駐車場でトゥクトゥクを降りた私に、一人の耳毛の濃い男声が近寄って来て、「このメールを送ったのは君か?」と唐突に問われた。スリランカに知り合いがいる訳じゃなし、勘違いだと思うよと軽く受け流したのだが、彼が私にスマホを向けると、そこには今晩世話になる宿のオーナーに私が送ったメールが表示されていたのだ。
なんと!耳毛の濃い君が宿のオーナーか!そしてこの人混みの中で何故私のことがわかったのだ?
その時に夕食のアレンジを頼んでおいたのだが、観光を終えて宿に戻ると庭のテーブルに夕食が用意されており、他の宿泊客と一緒にカレーパーティーが始まったのだった。
私の左隣にはドイツ人夫妻と13歳の男の子、右隣にはポーランド人カップル、その隣にはイタリア人カップル、更にその隣にはフランス人男性と中国人女性の国際結婚カップルと幼い男の子。
物凄い多国籍ディナーとなった。
やはりヨーロッパの人達はバカンスを満喫しているなぁ。
最短で2週間、最長で4週間、僅か1週間の滞在でスリランカを後にし、帰国するのは私だけだ。
そして、皆さん実に色んな国を旅していらっしゃる。
日本の働き方改革って何なんだろうな?
と言いつつ、これが既に今年四度目の海外旅行である私は、彼等以上に働いていない可能性が高いが...。
武田中学・高等学校のエアコン付スクールバスに乗り、まずはクルネーガラヤへ。
そこからアヌラーダプラ行きのエアコン無しローカルバスに乗り換える。
都合5時間半のバス旅。
なんだか移動ばかりである。
宿のオーナーとSMSで事前にやり取りして、彼の指示通りバスターミナル近くのピザハットに到着。SMSを送っても返事がないので訝しく思いながら電話してみると...「お掛けになった電話は電源が入っていないか電波の届かない」云々の残念な自動音声案内が英語で繰り返された。何やってんだよ、オーナー!
仕方ないので声掛けてきたトゥクトゥクのオーナーに宿に連れていってもらった。
そしてそのドライバーの「夕陽を見るのに最高な寺が郊外にあるので行かないか?」の口車に乗り、郊外のミヒンタレーへ。
滞在中に寄りたいと考えるともなく考えていた場所なので、渡りに蟹、ではなく渡りに船である。
ガイドブックによればここはスリランカに初めて仏教が伝えられたという聖地、しかもジャングルに埋もれていたその遺跡が発見されたのは1934年だという。
なんだかアンコール・ワット(カンボジア)やボロブドゥール(インドネシア)のような感じで期待が高まる。
ドライバーが寄り道して蟻塚を見せてくれた。デカイ。
ガジュマル?
ミヒンタレーの丘からの眺め。右に見えるインビテーション・ロックは人大杉で登らず。左に見えるは白い大仏。
小さな猿。やけに人間っぽいな。
マハー・サーヤ大塔(と祈る僧)。
近すぎる上に(これ以上後ろは崖)大きすぎて、全景撮れず。
まぁね、ここまでこれだけ流れが悪い旅、すんなり夕陽を拝めるとは思っていなかったので、やっぱりね、という感じだ。
何らかの儀式が始まった。
全く意味分からず。
アムバスタレー大塔。
こここそが、仏教伝来の聖地中の聖地なのだとか。
そうだ、肝心なことを忘れていた、この寺の駐車場でトゥクトゥクを降りた私に、一人の耳毛の濃い男声が近寄って来て、「このメールを送ったのは君か?」と唐突に問われた。スリランカに知り合いがいる訳じゃなし、勘違いだと思うよと軽く受け流したのだが、彼が私にスマホを向けると、そこには今晩世話になる宿のオーナーに私が送ったメールが表示されていたのだ。
なんと!耳毛の濃い君が宿のオーナーか!そしてこの人混みの中で何故私のことがわかったのだ?
その時に夕食のアレンジを頼んでおいたのだが、観光を終えて宿に戻ると庭のテーブルに夕食が用意されており、他の宿泊客と一緒にカレーパーティーが始まったのだった。
私の左隣にはドイツ人夫妻と13歳の男の子、右隣にはポーランド人カップル、その隣にはイタリア人カップル、更にその隣にはフランス人男性と中国人女性の国際結婚カップルと幼い男の子。
物凄い多国籍ディナーとなった。
やはりヨーロッパの人達はバカンスを満喫しているなぁ。
最短で2週間、最長で4週間、僅か1週間の滞在でスリランカを後にし、帰国するのは私だけだ。
そして、皆さん実に色んな国を旅していらっしゃる。
日本の働き方改革って何なんだろうな?
と言いつつ、これが既に今年四度目の海外旅行である私は、彼等以上に働いていない可能性が高いが...。
移動(スリランカ旅行記)
バンコクに向かうタイ航空機は、九州付近で台風9号の影響とみられる乱気流に巻き込まれた。
その時、ベランダに干していた洗濯物の取り込みをすっかり忘れて出て来てしまったことを思い出した。
そして5時間半ものトランジットを持て余していたことも重なり、私はすっかり悲観主義を患ってしまった。
悲観主義に陥ると、負の連鎖で更に症状が悪化しがちなのである。
深夜0時過ぎにスリランカはコロンボ空港到着。
4月のテロの影響か、はたまた元々厳しいのか、入国審査に思いの外時間がかかり、両替終えてSIMカードを購入すると0時40分ぐらい。
予約したホテルに電話をかけてピックアップをお願いする。
10分程で来るとのことで指定された場所で待っていると、程なく一人の青年が声を掛けてきた。
スマホでホテルのバウチャーを見せると着いてこいとのこと。何も疑わずに着いていくと、airportという単語だけが同じの、全く違うホテルに連れてこられたのだ。
と同時に正しいホテルのスタッフから「空港着いたけど何処にいる?」と電話が掛かってきたのであった。
私をピックアップした誤ったホテルのドライバーが文盲なのか超適当な性格だったというのも知るよしも無かったが、正しいホテルのスタッフが方向音痴でGoogleマップすら使っていないというのも大誤算だった。
誤ったホテルのオーナーと、正しいホテルのスタッフの間で何度も何度も電話が交わされ、彼が漸く迎えに現れたのは私が誤ったホテルに到着してから実に1時間も後の事だった。
そして、私を乗せた車は一路正しいホテルに向かったのだが、更なる誤算は空港に向かう道路が軍によって閉鎖され、通行が許されなかったのである。
これは明らかにテロの影響だろう。
Googleマップを持たない彼は、道に迷う度に、深夜の街にたむろする怪しげな少年達に道を訊ねながら、ようやくホテルに到着したのは現地時間深夜2時半。
日本時間は朝の6時である。
そして彼はドライバーではなく、その一軒家を利用した民宿のオーナーであった。
駄目元だ試しにビールは飲めるかと聞くと、ここにビールは置いていないし、店は勿論開いていないとのこと。
それはそうだろう。
アルコールを飲まねば眠れない質の私は、結局その夜なかなか寝付けず、3時間程しか眠れなかった。
翌朝、「スリランカの典型的な朝食」を用意してもらった。
名前は忘れたが、米で作った麺と、カレーがメインである。
どういう仕組みが知らないが、麺は精巧に編み込まれた餃子の皮のように、一枚一枚剥がすことが出来る。要は手掴みで食べるスリランカの食事事情にあわせているということだろう。
味も、料理が冷めているところも、なんだかミャンマーによく似ていた。
悪くはないが、好みではない、といったところ。
そしてバスでアヌラーダプラという古都に向かう私を、そのオーナーが車でバスターミナルまで送ってくれるという。
その車中、オーナーのホンダ車の純正カーナビ及びカーステシステムの表記を、英語に変えてくれないかと頼まれた。
色々操作した結果、そのシステムは日本語表記しかないようだった。
私がそう告げると、いつか日本人の客がきたら頼もうと思っていたのに、と残念そうだった。
私が冗談で、「日本語勉強した方が良いかもね」と言うと、なんと突然彼は「私は6年間日本に留学していました。」と流暢な日本語を話し始めたのだった。
私の酷い英語よりも彼の日本語方がより実務的で、なんだよ、だったら昨夜も日本語で会話していたらもっと色々な物事がスムーズにいったじゃないか!と逆ギレに近い心境になっていた。
そう、空港で私が電話した時、既に事前のメールのやり取りで、彼は私を日本人と認識していたのである。
スリランカの洗礼に言葉を失いつつ、私はバスに乗り込んだ。
その時、ベランダに干していた洗濯物の取り込みをすっかり忘れて出て来てしまったことを思い出した。
そして5時間半ものトランジットを持て余していたことも重なり、私はすっかり悲観主義を患ってしまった。
悲観主義に陥ると、負の連鎖で更に症状が悪化しがちなのである。
深夜0時過ぎにスリランカはコロンボ空港到着。
4月のテロの影響か、はたまた元々厳しいのか、入国審査に思いの外時間がかかり、両替終えてSIMカードを購入すると0時40分ぐらい。
予約したホテルに電話をかけてピックアップをお願いする。
10分程で来るとのことで指定された場所で待っていると、程なく一人の青年が声を掛けてきた。
スマホでホテルのバウチャーを見せると着いてこいとのこと。何も疑わずに着いていくと、airportという単語だけが同じの、全く違うホテルに連れてこられたのだ。
と同時に正しいホテルのスタッフから「空港着いたけど何処にいる?」と電話が掛かってきたのであった。
私をピックアップした誤ったホテルのドライバーが文盲なのか超適当な性格だったというのも知るよしも無かったが、正しいホテルのスタッフが方向音痴でGoogleマップすら使っていないというのも大誤算だった。
誤ったホテルのオーナーと、正しいホテルのスタッフの間で何度も何度も電話が交わされ、彼が漸く迎えに現れたのは私が誤ったホテルに到着してから実に1時間も後の事だった。
そして、私を乗せた車は一路正しいホテルに向かったのだが、更なる誤算は空港に向かう道路が軍によって閉鎖され、通行が許されなかったのである。
これは明らかにテロの影響だろう。
Googleマップを持たない彼は、道に迷う度に、深夜の街にたむろする怪しげな少年達に道を訊ねながら、ようやくホテルに到着したのは現地時間深夜2時半。
日本時間は朝の6時である。
そして彼はドライバーではなく、その一軒家を利用した民宿のオーナーであった。
駄目元だ試しにビールは飲めるかと聞くと、ここにビールは置いていないし、店は勿論開いていないとのこと。
それはそうだろう。
アルコールを飲まねば眠れない質の私は、結局その夜なかなか寝付けず、3時間程しか眠れなかった。
翌朝、「スリランカの典型的な朝食」を用意してもらった。
名前は忘れたが、米で作った麺と、カレーがメインである。
どういう仕組みが知らないが、麺は精巧に編み込まれた餃子の皮のように、一枚一枚剥がすことが出来る。要は手掴みで食べるスリランカの食事事情にあわせているということだろう。
味も、料理が冷めているところも、なんだかミャンマーによく似ていた。
悪くはないが、好みではない、といったところ。
そしてバスでアヌラーダプラという古都に向かう私を、そのオーナーが車でバスターミナルまで送ってくれるという。
その車中、オーナーのホンダ車の純正カーナビ及びカーステシステムの表記を、英語に変えてくれないかと頼まれた。
色々操作した結果、そのシステムは日本語表記しかないようだった。
私がそう告げると、いつか日本人の客がきたら頼もうと思っていたのに、と残念そうだった。
私が冗談で、「日本語勉強した方が良いかもね」と言うと、なんと突然彼は「私は6年間日本に留学していました。」と流暢な日本語を話し始めたのだった。
私の酷い英語よりも彼の日本語方がより実務的で、なんだよ、だったら昨夜も日本語で会話していたらもっと色々な物事がスムーズにいったじゃないか!と逆ギレに近い心境になっていた。
そう、空港で私が電話した時、既に事前のメールのやり取りで、彼は私を日本人と認識していたのである。
スリランカの洗礼に言葉を失いつつ、私はバスに乗り込んだ。
mango tree(スワンナプーム国際空港)
バンコクのスワンナプーム国際空港でトランジット。待ち時間5時間半。
街に繰り出そうかとも思ったけど、何をやるにしても中途半端な時間、やむ無く空港で暇潰し。
空港内のマッサージ店でタイマッサージ1時間。
900バーツ+チップ5ドル、約3500円の価格は蒲田の行きつけのマッサージ屋よりも高い。
流石は空港プライス。
タイレストランのmango treeにて夕食。
シンハーはなんと小瓶しかございません。
しかも500円超!
おかわりしちゃったので1000円超!
トムカーガイとライス。
価格はシーロムのレストランの倍、味はソコソコ。
最近は羽田も成田もレストランが頑張っている(価格も味も)ので、スワンナプームのこの価格とクオリティは、ボッタクリ被害に遭ったような割り切れない思いが残る。
免税店の酒も全然安くないしね。
うーん、やっぱり街に繰り出すべきだったかなぁ。
街に繰り出そうかとも思ったけど、何をやるにしても中途半端な時間、やむ無く空港で暇潰し。
空港内のマッサージ店でタイマッサージ1時間。
900バーツ+チップ5ドル、約3500円の価格は蒲田の行きつけのマッサージ屋よりも高い。
流石は空港プライス。
タイレストランのmango treeにて夕食。
シンハーはなんと小瓶しかございません。
しかも500円超!
おかわりしちゃったので1000円超!
トムカーガイとライス。
価格はシーロムのレストランの倍、味はソコソコ。
最近は羽田も成田もレストランが頑張っている(価格も味も)ので、スワンナプームのこの価格とクオリティは、ボッタクリ被害に遭ったような割り切れない思いが残る。
免税店の酒も全然安くないしね。
うーん、やっぱり街に繰り出すべきだったかなぁ。
ポイント使って小休止・・・いきなりステーキ赤坂通り店
やぁ、みんな(*´∇`)ノ
ボク、ゴールドいきなり君だよ!
いきなりステーキが生き甲斐!
なんちゃって、ハハハ。
急用で赤坂へ行った猛暑日の昼下がり、ついでのランチはいきなりステーキへ。
だからこそのいきなり君なんだけどね、ハハハ。
全席立ち席の赤坂通り店、腰痛もちのいきなり君にとっては軽い試練だよ。
サラダとスープ、更にゴールド会員特典の黒烏龍茶。
そしてこの日は気合いのワイルドステーキ450g、ライス無し、チェンブロ。
この翌翌日から暫く日本を離れるいきなり君、しばしの別れの前にたっぷりと食べることにしたのさ。
そしてゴールド会員にランクアップした際に付与されたポイント1000円分を使ってお会計。
こんなに巨大な肉の塊食べて僅かに890円で済んじゃった。やっぱりいきなりステーキは最高だよね、ハハハ!
さて、今回の7泊9日の旅に選んだのは、三食カレーを食べるような国。
当然糖質制限なんてできようはずもない。
よって4週間に及んだ糖質制限はこれにて小休止を余儀なくされる。
これを機会に以前の糖質無制限人生にいきなり逆戻りしちゃったりしてね。
いきなり君は何もかもがいきなりなのさ、ハハハ!
そんな訳で暫くの間いきなり君は留守にするよ。
じゃあみんな、またね!(⌒0⌒)/~~
肉マイレージ:3752g
プラチナ会員まであと26248g
ボク、ゴールドいきなり君だよ!
いきなりステーキが生き甲斐!
なんちゃって、ハハハ。
急用で赤坂へ行った猛暑日の昼下がり、ついでのランチはいきなりステーキへ。
だからこそのいきなり君なんだけどね、ハハハ。
全席立ち席の赤坂通り店、腰痛もちのいきなり君にとっては軽い試練だよ。
サラダとスープ、更にゴールド会員特典の黒烏龍茶。
そしてこの日は気合いのワイルドステーキ450g、ライス無し、チェンブロ。
この翌翌日から暫く日本を離れるいきなり君、しばしの別れの前にたっぷりと食べることにしたのさ。
そしてゴールド会員にランクアップした際に付与されたポイント1000円分を使ってお会計。
こんなに巨大な肉の塊食べて僅かに890円で済んじゃった。やっぱりいきなりステーキは最高だよね、ハハハ!
さて、今回の7泊9日の旅に選んだのは、三食カレーを食べるような国。
当然糖質制限なんてできようはずもない。
よって4週間に及んだ糖質制限はこれにて小休止を余儀なくされる。
これを機会に以前の糖質無制限人生にいきなり逆戻りしちゃったりしてね。
いきなり君は何もかもがいきなりなのさ、ハハハ!
そんな訳で暫くの間いきなり君は留守にするよ。
じゃあみんな、またね!(⌒0⌒)/~~
肉マイレージ:3752g
プラチナ会員まであと26248g
ゴールド特典・・・いきなりステーキ市ヶ谷店
やぁ、みんな(*´∇`)ノ
ボク、ゴールドいきなり君だよ!
ゴールド会員特典でソフトドリンク無料、チョイスは勿論黒烏龍茶さ!
オーダーはいつものワイルドステーキ300g、ライス無し、チェンブロ。
今日の肉は少しパサパサ気味、いきなり君はいきなりステーキのブレまでもが分かるようになってきたんだ!
単に食べ過ぎて飽きてしまっただけかもしれないけどね、ハハハ。
もうさ、ステーキ食べても何も書くことがないよね、週に何度も食べているのだから当然だけどね。
そんな訳で、記事にリアリティと切実さを付与するために、肉マイレージを記録することにするよ。
じゃあみんな、またね!(⌒0⌒)/~~
現在の肉マイレージ:3300g
プラチナ会員まであと16700g
ボク、ゴールドいきなり君だよ!
ゴールド会員特典でソフトドリンク無料、チョイスは勿論黒烏龍茶さ!
オーダーはいつものワイルドステーキ300g、ライス無し、チェンブロ。
今日の肉は少しパサパサ気味、いきなり君はいきなりステーキのブレまでもが分かるようになってきたんだ!
単に食べ過ぎて飽きてしまっただけかもしれないけどね、ハハハ。
もうさ、ステーキ食べても何も書くことがないよね、週に何度も食べているのだから当然だけどね。
そんな訳で、記事にリアリティと切実さを付与するために、肉マイレージを記録することにするよ。
じゃあみんな、またね!(⌒0⌒)/~~
現在の肉マイレージ:3300g
プラチナ会員まであと16700g