移動、また移動・・・スリランカ旅行記(2019/8/11)

ニゴンボからアヌラーダプラへの直通バスはなく、実は日本語堪能だった宿のオーナーに連れられてバスターミナルへ。

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武田中学・高等学校のエアコン付スクールバスに乗り、まずはクルネーガラヤへ。
そこからアヌラーダプラ行きのエアコン無しローカルバスに乗り換える。
都合5時間半のバス旅。
なんだか移動ばかりである。

宿のオーナーとSMSで事前にやり取りして、彼の指示通りバスターミナル近くのピザハットに到着。SMSを送っても返事がないので訝しく思いながら電話してみると...「お掛けになった電話は電源が入っていないか電波の届かない」云々の残念な自動音声案内が英語で繰り返された。何やってんだよ、オーナー!
仕方ないので声掛けてきたトゥクトゥクのオーナーに宿に連れていってもらった。

そしてそのドライバーの「夕陽を見るのに最高な寺が郊外にあるので行かないか?」の口車に乗り、郊外のミヒンタレーへ。
滞在中に寄りたいと考えるともなく考えていた場所なので、渡りに蟹、ではなく渡りに船である。

ガイドブックによればここはスリランカに初めて仏教が伝えられたという聖地、しかもジャングルに埋もれていたその遺跡が発見されたのは1934年だという。
なんだかアンコール・ワット(カンボジア)やボロブドゥール(インドネシア)のような感じで期待が高まる。

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ドライバーが寄り道して蟻塚を見せてくれた。デカイ。

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ガジュマル?

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ミヒンタレーの丘からの眺め。右に見えるインビテーション・ロックは人大杉で登らず。左に見えるは白い大仏。

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小さな猿。やけに人間っぽいな。

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マハー・サーヤ大塔(と祈る僧)。
近すぎる上に(これ以上後ろは崖)大きすぎて、全景撮れず。

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まぁね、ここまでこれだけ流れが悪い旅、すんなり夕陽を拝めるとは思っていなかったので、やっぱりね、という感じだ。

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何らかの儀式が始まった。
全く意味分からず。

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アムバスタレー大塔。
こここそが、仏教伝来の聖地中の聖地なのだとか。

そうだ、肝心なことを忘れていた、この寺の駐車場でトゥクトゥクを降りた私に、一人の耳毛の濃い男声が近寄って来て、「このメールを送ったのは君か?」と唐突に問われた。スリランカに知り合いがいる訳じゃなし、勘違いだと思うよと軽く受け流したのだが、彼が私にスマホを向けると、そこには今晩世話になる宿のオーナーに私が送ったメールが表示されていたのだ。
なんと!耳毛の濃い君が宿のオーナーか!そしてこの人混みの中で何故私のことがわかったのだ?

その時に夕食のアレンジを頼んでおいたのだが、観光を終えて宿に戻ると庭のテーブルに夕食が用意されており、他の宿泊客と一緒にカレーパーティーが始まったのだった。

私の左隣にはドイツ人夫妻と13歳の男の子、右隣にはポーランドカップル、その隣にはイタリア人カップル、更にその隣にはフランス人男性と中国人女性の国際結婚カップルと幼い男の子。
物凄い多国籍ディナーとなった。

やはりヨーロッパの人達はバカンスを満喫しているなぁ。
最短で2週間、最長で4週間、僅か1週間の滞在でスリランカを後にし、帰国するのは私だけだ。
そして、皆さん実に色んな国を旅していらっしゃる。

日本の働き方改革って何なんだろうな?

と言いつつ、これが既に今年四度目の海外旅行である私は、彼等以上に働いていない可能性が高いが...。