いきなりステーキ池袋西口店

もう10年以上に亘る習慣のようなものだが、平日の私の朝食は納豆、半熟卵、ヨーグルト、トマトジュース(350ml)と決まっている。

これは発酵食品と、(トマトに含まれる)リコピンが私の長年の持病である花粉症に効くという情報に端を発し、そしてそのいずれもが好物だったので自然と定着したことによる。
花粉症への効果は確かめるべくもないが。

これを糖質制限の観点からみると、納豆2.3g、卵0.3g、ヨーグルト9.4g、トマトジュースに至っては10g、ヘルシーなつもりで何も考えていなかったのだが、実に22gもの糖質を摂取していたことが判明した。

1日あたり60gに制限すると一食20gが上限ということになるが、最も軽い食事の朝食ですらその20gを超えていたのである。
ふむ。
世の中は色々な驚きに満ちていると言えなくもない。

ところで糖質制限という考え方はカロリー制限とは全く異なるベクトルにある減量方法であり、むしろ蛋白質と脂質は従来以上に摂取を奨めているとの記載もいくつか見られた。

私の大好きな肉や魚ならば、遠慮することなく摂取して構わないということになる。

午後イチから池袋にて恒例の自己研鑽を終えた私は、ランチを摂るためにいきなりステーキを訪ねた。
人生初訪問である。

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付け合わせのサラダとスープ。
スープの糖質は1.5gほどらしい。
サラダは葉物野菜なのでほぼ糖質はないが、ドレッシングが甘いので仮に2g摂取したと計算しよう。

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こちらがワイルドステーキ300g。
糖質は僅かに0.9gとなんとスープ以下!
ステーキソースを掛けたので仮に4g摂取したことにしよう。

そして糖質高そうな付け合わせのコーンはあえて半分程残したのでこれも恐らく5g程だろうか?

ライスはパスして100円引きというのも嬉しいところ、1400円弱のお値段はランチとしてはいささか高いが、ステーキ300gにしては格安だ。
そして糖質量は推定だけど15g未満に収まったのかな?
朝食と合わせて37gである。

この日の夕食は前日に釣ったアジの刺身とサバ缶で、糖質量はほぼ0。
白ワインのボトルを空けたけど1本15gの糖質量なので、60g未満の目標は達成できた。

これならストレスを然程感じない。

翌朝からはヨーグルトを止め、トマトジュースは150ccに減量した。
これで朝食の糖質22gから8gへと激減、缶ビール1本分の余白を獲得した。

や、これは考え方によればパズルやテトリスのようなゲーム感覚の面白味があるな。
ラーメンへの欲求はまだ上手いこと抑え込めており、もう少し続けてみようと改めて思った次第である。

ちなみに医学的には糖質制限の定義は、1日の摂取量を130g以下に抑えることだそうで、60gというのはかなりストリクトな水準のようだ。
接待や飲み会などで60g制限が守れない状況に陥ったら、とりあえず130gを目指せば、心が折れることを回避できそうではある。
ゲーム感覚的遊び心、実験君的好奇心。糖質制限