口直し・・・BASSO江戸川橋

ある日の昼食はBASSO江戸川橋にて。

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この日のチョイスは味玉つけそば。

先日目黒にある赤い看板の某旨辛チェーンで投げ遣りに作られた不味いつけ麺を食べてしまった、その口直し的な位置付けである。

丁寧に出汁を取って作られたスープ、小麦香る太麺はしっかりと冷水で締められ、また念入りに水切りをされているので丼の底に水が溜まることもない。

何より、麺を盛った器自体が冷蔵庫で冷やされているという徹底ぶり、素晴らしい仕事である。

下降同調圧力とは無縁な、純粋に完成度を求めた一杯。
質の違いは明らかだ。

同調圧力、同一性の追及、均一化。
こういったものは本当にみすぼらしい。

みんな違ってみんな良い、と言ったのは金子みすゞだ。
奇抜を狙ったらそれは個性ではなく演技になってしまうけど、多様な個性とか価値観が共存出来てこそ豊かな社会だ。
これは何も旨辛を謳う赤い看板のみならず、弊社にも言えることですけどね。

ごちそうさまでした。