迷走名店塩まみれ・・・BASSO江戸川橋

開店早々長期休業、再開早々長期休業、迷走する名店として精神的な脆さを露呈し続けていたのも今は昔、今や安定感すら感じられるBASSO江戸川橋だが、つい枕詞的に迷走と言いたくなる。

一度定まった評価を覆すことの難しさは、こんなことからもよく分かるのだ。
って、そんなレベルの話でもないですけどね。

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暑いこの日のオーダーは、特製つけ麺、中盛。

暑いこの日、と書いたものの、季節を問わずBASSOにおいてはラーメンよりつけ麺が好きな私である。

この日は店主さんらしき方のワンオペで提供までにやや時間を要したが、丁寧な盛り付けはいつも通り。
しかしつけ汁がいつも以上に塩っぱくて参った。

オープン当初はかなり塩っぱくて、しかしその後の試行錯誤でかなりマイルドになってきたのだが、現体制でスタッフが固定されてからはやや塩っぱさが戻ってきていたという認識である。
今日の塩分濃度はまるでオープン当初を彷彿させるもの。
猛暑日だから客の塩分補給を考えてくれたのだろうか?
それとも迷走癖の名残だろうか?

自らが釣りを覚えて「出汁」について考えることが増えるにつれ、出汁が効くほどに味は薄く、という法則が揺るぎないものとなってきているが、それ以上に加齢とともに過剰な塩分を舌が嫌うようになっているような気もする。

いずれにせよ、塩分を控えろと医者から言われている私にとっては喜ばしいことと言えるのかもしれないが、だったらラーメンを控えろよ、というのがそもそもで、ええっと、許されるのならば次からは味薄めでお願いしてみよう。