迷走名店ジンテーゼ・・・BASSO江戸川橋

開店早々長期休業、再開直後に長期休業、迷走する名店として精神的な脆さを露呈し続けていたBASSO江戸川橋もここのところ安定感を増してきたのみならず、「旨いんだけど余りにも塩辛い」という欠点を試行錯誤の末に克服し、最早非の打ちようのない名店へと昇華した感がある。

アウフヘーベンが起こった後にまだ試していないつけ麺のジンテーゼを確かめに訪ねる夏の午後。

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特製つけ麺、中盛り、1000円也。

やはり塩分濃度は適度に抑えられ、出汁の旨味を猛烈に感じる上質なスープ。個人的にはもう少し塩分控えめな方が有難いけど、以前に比べたら充分である。
中太のストレート麺も本当にクオリティが高い。

以前は頼む気にすらならなかったスープ割りもしっかりと堪能、文句のつけようのない美味しい一杯だった。

最近の蒲田荒木屋の容赦のない新作限定メニューラッシュ、小滝橋二郎のまさかの覚醒、そしてBASSO江戸川橋アウフヘーベン
マニュアル化されたチェーン店の画一化された安定感では得ることが出来ない感動がある。

そして成長への意志と努力。
これは私の釣りライフとバンドライフへの指針となり、励みにもなる。

時に一杯のラーメンにも哲学が宿る。