縁薄・・・7/22野毛屋

船上で万端の準備を整えていると、柄物の甚平に白髪のオールバックという、知らない人にはとても堅気には見えないお姿で現れたキャプテンUGに「おお?珍しいな!」とまるで珍獣を発見したかのような声をかけられて、そこまで無沙汰をしてないだろうと苦笑してやり過ごしたのだが、調べてみたら3ヶ月以上振りの乗船であり、やはり今年は本当に釣りとは縁の薄い年なのだと再認識した私であったが、それ以上に縁の薄いものもあると後に知る2017年盛夏。

イメージ 1


灼熱の太陽が照りつけ出船前から汗だくグロッキー状態だったけど、沖に出ると南西風がそこそこ吹いていて心地好い。
しかし右舷のミヨシに陣取る私にはこの風はキャスティングに大変に不都合な厄介者であった。

キャスティングではガイドに絡まりラインブレイク、バーチカルでは根掛かりしてラインブレイク、流れの悪さは釣果にも結び付きがちである。

それでも
諦めずに巻き続けたのだが...。

イメージ 2



【釣果】
7時10分出船、15時30分沖揚がり
外道:ホウボウ


【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP Lリール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ4号

<キャスティング>
ロッド:Major Craft GIANT KILLING S73L/TR
リール:SHIMANO TWIN POWER MgC3000
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ3.5号


【本日の総括】
...。
唯一のアタリはホウボウ、本命はかすりもせずこれで2017年は真鯛5連敗。

我が釣りライフの中核を為す種目なれど今年はまだ1枚たりとも釣り上げていない異常事態である。

まぁヤクルトスワローズの連敗記録に比べればたいしたことはございませんが、そんな比較に何の意味もございません。

この釣りの大敵は迷いだと思っているので、自分と自分が選択した道具を信じて巻き続けるしかない。歯車が噛み合えば必ず釣れるだろう。

イメージ 3


ホウボウは45cmあり、刺身にして美味。

そしてこの日は嬉しいサプライズ。

一足先に帰港したフグ船に乗船していた某常連さんに、フグの身と白子を譲って頂いたのである。

特に白子は今年はもう諦めていたので望外の喜び、◯王◯人◯場さん、本当にありがとうございます!

イメージ 4


数日前に健太郎船長のブログで見たフグの湯引きを試してみる。
メチャクチャうめえ!

イメージ 5


嗚呼、白子ポン酢も最高だなぁ。

人の情けが身に沁みて、真鯛への再戦意欲も高まった。

never give up