鬼油・・・蒲田「らーめん潤」

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太麺、さっぱり醤油スープに豪快な背脂、岩のりと刻み玉ねぎのトッピング、燕三条ラーメンの「潤」は、我がラーメン・ポートフォリオの中でも特異性の極めて高い一杯である。

二郎のような無料トッピング・コールは無いけれど、ここは背脂の量を小油、標準、中油、大油、そして究極の鬼油と細かく設定している。

そのネーミングセンスの妙に心惹かれて一度鬼油を試してみたがさすがにtoo much、以来いつだって「麺固めの中油」がここにおける俺の標準コールとなっている。

いつ以来だろう?
久々に食べる潤のラーメン。
四角い太麺も、独特のスープも、刻み玉ねぎと岩のりのトッピングも、トロトロのチャーシューも旨かった。
特に秀逸だと思うのは卓上にある柚子胡椒。
これをスープに適量溶かすと爽やかな風味が加わり、えもいわれぬ旨さ。
柚子胡椒を発明した人は本当の天才であると思う。

そんなに頻繁に食べたくなる味ではないが時折無性に恋しくなる。
これからも年に1~2回というユルいペースで付き合っていきたい。

しょっちゅう飲みに行く訳ではないが、たまに飲みに行くだけの相手が自分にとって割と重要だったりする場合もある。
訪問回数が少ないからといって、大切じゃないという訳ではないのだ。