新雅(江戸川橋)

真夏日となった東京、今日は並びが少ないかもしれないと密かな期待を抱いて新雅に行くと、暑さにも負けずに相当な行列が形成されていた。

流石は町中華の二郎とでも呼ぶべき雄、客も猛者揃いである。

他の店に行くのも面倒だし、このまま並んでしまおう。

炎天下で並んでいるうちにニラソバへの欲望が消え、五目ソバへの欲望が消え、うま煮ソバへの欲望が消えた。

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そんな訳でオーダーしたのはチャーハン。
個人的には神楽坂龍朋と双璧をなすチャーハン界の頂点である。

ボリュームたっぷり、具材たっぷり、お味ばっちり、お値段激安600円。
最高過ぎるにも程がある。
そりゃ並ぶ世よねえー。
並んででも食べたいよねえー。

窒息しそうな息苦しさは続いている。
こんな時には美味しい食事が何よりの薬だ。

息苦しさや違和感は、麻痺していないからこそ得られる神様からの贈り物と捉えよう。
麻痺していない者達にしか出来ない役割もきっとあるものと信じて。