一人鍋・・・酒場ふくろ(池袋)

フライデーナイトは池袋にて恒例ではない方の自己研鑽。
色々とやってますよ、意味があるかないかは別として。

翌土曜日は休日出勤でどうせ釣りには行けないし、軽く飲んで帰ろうかといつもの酒場ふくろへ。

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銘柄は気に入らないながらも大瓶なので及第点といったところのビール。

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煮込み豆腐。
もつ焼きを愛する身には、余り歓迎できる味ではない。
餅は餅屋、モツはモツ屋に限る。

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一人前のあんこう鍋などという乙なものがあったのでオーダー。
鍋としては可もなく不可もないようなクオリティ。
しかし大勢でないと味わえない冬の味覚が、こうして手軽に頂けるのは好ましい。
酒は黒ホッピーにチェンジ。

その日私はとある事情があって、多少気分がささくれだっていた。
そんな時に限って、隣の席にはトラブルの臭いがプンプンする親爺が座るものである。
ちょっかい出されても軽く受け流していたのだが、どうもこれが良くない方向に進まないとも限らない雰囲気なのだ、経験的にいって。
そしてささくれだった気分とアルコール摂取による脳機能の低下と隣の親爺に対する暴力衝動がブレンドされ、珍しく私は好戦的な気持ちになりつつあった。

君子危うきに近寄らず。

慌てて会計するも、こういう時に限って会計が立て込み、なかなか私の番が回ってこない。
この日カウンターの中には三名の女性スタッフが居たものの、お金を扱えるのは一人しかいない日本人に限られるのである。

ようやく会計を済ませ、私は一つ深呼吸をして店を出た。
家に帰りつくまで油断は禁物だ。

そしてその夜、サッカー日本代表アジアカップ勝戦カタールに惨敗した。