ミャンマー放浪記9日目~世界の車窓から(1/5)

ヤンゴンには38駅からなる鉄道の環状線があり、

イメージ 2

こちらがその路線図。
どこまで行っても一回の乗車で200チャット(約15円)というとんでもない価格。

イメージ 1

なんとなく日本の列車に似ているなぁと良く見てみれば、

イメージ 3

行先表示もそのままじゃないか!

ミャンマーのトラックとかバスは日本の企業で使われたいたものがリペイントされることなく当時のままで使用されているものが多く、また、タクシー乗ると「ETCカードが挿入されていません」という車載器からの日本語の通知音声が流れたり、要はカスタマイズせず輸入したそのままの状態ってことなのだが、鉄道においてもそのおおらかさは変わらないようだ。

駅員に尋ねるとこの旧JR車輌は環状線ではなく、反対のホームで待てとのこと。

で、反対側に入ってきたシャビーな車輌に乗り込みツアー開始。

イメージ 4

世界の車窓からミャンマー編。
ゴミはゴミ箱に捨てましょう。

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

世界の車窓からミャンマー編。
日本基準では考えられないことの連続。

イメージ 16

だいたいドア開けたまま走ってますからね。
というよりそれ以前に扉が無いのだけど。

駅員に尋ねて環状線と確認してから乗ったはずの列車は、円を描くことなく真っ直ぐに進み、気が付けば私は終点の郊外の駅に辿り着いていた。

イメージ 8

どこ、ここ?

イメージ 9

イメージ 10

しかし終着駅の特権ですよ、列車を牽引していたディーゼル機関車は引き込み線を経由して反対側へ。
連結シーンという元鉄胸アツの現場に立ち会うこととなった。

イメージ 11

帰りも同じ路線。
環状線ではなくて往復線、当たり前ですね。

イメージ 12

カオスの車内。

イメージ 13

イメージ 14

長閑な車窓の風景。

結局3時間で一周の予定が5時間弱で往復という誤算、これではこの後に乗ろうと思っていた船に乗る余裕はもうありませんな。

代わりと言ってはなんだけど、ヤンゴン中央駅から程高いボーヂョー・アウンサン・マーケットでお土産を物色。
物欲、とういうかお土産購入欲を駆り立てるようなものがあまりなくてまだ何も買っていなかったのである。

イメージ 15

ヤンゴン最後の食事はミャンマーカレーの名店(らしい)ダヌビューにてビーフカレー
この旅で食べたミャンマーカレーの中では確かに上位ランキング、特に柔らかく煮込まれたビーフはなかなかだけど、やはり東南アジアの食事基準に照らせば最底辺でしょう。

レイト・チェックアウトをお願いしていたホテルに戻りシャワーを浴びる。
荷物をバックパックに詰めてチェックアウトを済ませ、空港までのタクシーを呼んでもらう。

私のミャンマー旅行が終わろうとしている。