冬至・・・草津湯(矢口)

上々家で遅いランチを摂った後は、前日の酒を完全に洗い流すべく、同じ矢口の草津湯へ。

こちらは客の民度が大変に低く、湯船にタオルを浸ける、水風呂に潜る、水風呂で顔を洗う、身体を流さずにいきなり湯船に入る、サウナから出て汗も洗い流さず水風呂に直行する等々、銭湯ルールの「いろはのい」が出来ない輩が多く、まるで異国に迷い混んでしまったかのような気持ちになるのだが、スーパー銭湯並みの施設を公衆浴場料金で利用できるのみならず、サウナも無料、脱衣場のドライヤーも無料、そして広いロビーでは瓶ビール、生ビール、サワーなどの各種アルコールも楽しめる、大変にホスピタリティの高い銭湯なのであります。

マッサージ風呂の水流も他の銭湯とは比べ物にならないほど強く、最近腰痛に悩まされている私は念入りにほぐしましたよ、焼石に水とはわかっていても。

そしてここのウリは源泉かけ長しを謳う天然黒湯温泉、その湯船にはネットに入った大量の柚子が浮かんでいた。
そうか、今日は冬至なんだな。
一年で一番日照時間の短い日、なんだか冴えない年だったけど、ここからは私の人生もより日があたるが如く上向きになるというメタファーかもしれない。

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銘柄は生憎だけど、大瓶480円なら許容範囲である。
温泉とサウナで温まった身体には、むしろこの銘柄の方が好ましいのかもしれない。

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流石は冬至、外に出ると辺りはもう真っ暗。
昼飯食って、銭湯行って、それだけで一日が終わってしまった。

師も走るという慌ただしい季節とは無縁の、だらだらとした非生産的な1日。