ポルトガル放浪記~ポルト散策(10/22)

ポルトの特徴を端的に表現すれば、坂が多くて細く入り組んだ石畳の道、古い建物、小さな街、ドウロ川、哀愁、といったところだろうか。

何処で写真を撮っても絵になってしまう雰囲気。
スマホに大量に保存された写真を見ているだけで、この街を文章化することは不可能なような無力感に襲われる。

時系列に沿って事務的に記そう。
これは備忘録なのである。

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丘のてっぺんにあるグレゴリス教会。

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厳か。

階段を昇って塔の上までいくことができる。
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ポルトの街を一望。

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サンベント駅、再び。

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ホームには到着した寝台列車が停車中であった。
日本では人々の記憶のなかにのみ存在する、ブルートレインである。
何処から来たのか?
何処へ行くのか?

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ポルサ宮&サンフランシスコ教会。

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厳か。

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聖フランシスコジーザス・クライスト。

サンフランシスコ教会内部は撮影禁止であったが、金箔で覆われた木彫りの装飾が美しく、圧倒的であった。

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サンフランシスコ教会の前からトラムに乗って海岸へ行こうかと思ったが、人大杉で乗りきれず、30分おきにしか運行していないこともあって断念。
ポルト唯一の問題点は、街の規模に対して観光客が多すぎる、ということである。
まるで京都みたいだ。

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ドン・ルイス1世橋を歩いて渡って対岸へ。
対岸には数多くのワイナリーがある。

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この帆船はドウロ川上流からワインの原液を運ぶために使われていたもの。
今や陸上交通がその役目を担っているとのことで、これはいわばオブジェだ。

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CALEMというワイナリーで見学を。

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巨大な熟成樽。

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そしてお楽しみの試飲タイム。
通常のツアーは赤白2種類のテイスティングがついて12ユーロだが、私は更に長期熟成の高級ワイン付きプレミアムコース15ユーロをチョイスした。

加糖して、熟成させるポートワイン、日常的に飲みたい味ではないけれど、度数も高いし寝酒には良さそうだ。
ガイド曰く、激辛料理にもとても合うとのこと。
まあ、そうかもしれない。

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高台のモニュメントに昇って対岸からポルト中心部を眺める。
本当に良い景色である。

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帰りはメトロと共用の橋の上段を歩いて渡る。
ろくに柵もない橋を人と電車が共用するなんて、日本では考えられない光景である。

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世界で一番美しい書店と呼ばれるレロ書店。
入場料5ユーロを払ってまで本屋に入る価値があるのか?(但し本を買えば5ユーロディスカウントされる)と思わないでもなかったけど、これは見ておいて良かった。
そもそも私は例え美しくなくとも本屋が好きなのだ。

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タコフライ&タコ飯で夕食を。
普通欧米ではタコを食べないので、とても珍しいのだそうだ。

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夜景も綺麗なポルト

売店でビールを買って宿に引き揚げた。

スマホ歩数計は26000歩を越えていた。