引きこもりサンデー

金曜日、酒場ふくろで結構飲んでしまった私は、翌朝起きれずに釣りに行けず。
翌日に順延しようと思ったら、乗ろうと思っていた羽田の船は既に定員に達して予約締切との無情。

しょうがないやと川崎の船宿にルアータチウオでお世話になろうと電話すると、エサ釣りだけで2隻出しになったとまたしても無情なお答えが。

すっかり気力を削がれ、もし起きれたら常宿の午前アジにでも行こうと、飲んだくれてから目覚ましもかけずに就寝したが、こんなメンタリティでは朝起きられようはずもない。

だらだらとYouTubeのプログラムを見たり(幾つか面白いチャンネルに出会って5時間も見てしまった)、不意に空から曲が降りてきてベース担いでフレーズ作ったり(数時間で下らない曲が書けてしまった)、無様な引きこもり老人と化してしまった。

これではいかんと陽が沈みかけた頃、ジョギングに飛び出す。
早かった梅雨入り、そして連日の猛暑を言い訳に、6月以降ジョグをサボっていた為に身体が重く、それは筋力と心肺能力が落ちて身体が重く感じるのと同時に、物理的に体重が増えたことによる身体の重さの二重の意味があるのだが、兎も角5kmでヘロヘロとなる有り様だ。
いかんな。

何かを積み上げるプロセスは大変で、何かを失うプロセスとはいかに簡単か、私の人世で2万回ぐらい反芻した無情を、またしても実感した。

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スーパーに食材を買いに行くと、今年初めてサンマの刺身が売られていたので飛びついた。
いよいよ私の最も好きな季節、秋が間近に迫っている。

猛暑のせいにしながら、死んだように生きる季節はもう終わりにしよう。

まずは走る暮らしを取り戻すことから始めてみよう。
そうすれば自ずと目は未来に向くはずである。

存在しているだけじゃ退屈で嫌になっちゃうよ、と甲本ヒロトも唄っているではないか。