サマランチ・・・らぁ麺やまぐち(西早稲田)

サマランチ

それはかつてのIOC会長のことではなく、サマーな後輩(仮名)に誘われて、一緒にラーメン店でランチを摂ることを指す。
夏の日の午後のサマランチ

サマーな後輩(仮名)が激オシの西早稲田の名店、らぁ麺やまぐちへと向かう。
私は炎天下にラーメンを食べる為に並びたくないと主張したのだが、夏休みで学校は休みだし、炎天下に並ぶ物好きは少ないし、ピーク時間も外れてるし、絶対大丈夫だと根拠の怪しい太鼓判。
到着してみると実際数名が並んでいたが、5分程で入店出来たのであった。
流石は弊社のビブグルマン、と言いたいところだが、我々が着丼を待つ間にいつしか大行列が形成されており、サマーな後輩(仮名)の読み通りだったのではなく、単に我々が幸運なだけだったことが判明した。

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暑いですからね。
水分補給は必須なのであります。

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こちらが夏期限定、地鶏と昆布の冷やしそば。
異様に丁寧な盛り付けである。

まずは透明度の高い冷たいスープを一口。
見た目以上にトロミを感じるのは昆布の成せる業だろうか、あっさりながら鶏の旨味も感じられて旨い。

幅広の麺をすする。
加水率高めの柔らかい麺だが、つるんとした食感の中にコシもあり、コンニャク的というかなんというか。
変わったつなぎでも使用しているのだろうか?
弊社のビブグルマンの推測では、冷水で締めた後に昆布水につけているのかも知れないという、私には想像もつかない角度からぶちこんできた。

「これはまるで和食やー。」と彦磨呂師匠。
ちなみにサマーな後輩(仮名)も弊社のビブグルマンも彦磨呂師匠も全て同一人物である。

確かにね。
中華的要素はあまり感じられない、出汁と素材勝負の上品な和風の麺である。

下品なラーメンフリークの私にはいささか上品過ぎるきらいはあるにせよ、美味しい一杯であった。
何より夏らしいのが良い。

しかしお隣さんが食べていたデフォの鶏そばの旨そうなこと!
初めての店ならデフォをいっとかなければならないのはセオリーであり、これは再訪は必至と言いたいところだけど並びたくはないし、さてどうしたものか?