海の日・・・7/16野毛屋
いかに釣行回数が激減しようとも、いくらW杯の決勝があろうとも、アングラーの矜持として、海の日は海に繰り出さない訳にはいかない。
潮は大潮、釣果は上向き、狙うは勿論真鯛一択だ。
猛烈な暑さである。
汗かきという体質と、多汗症という病の境界線にある私の身体からは、じっとしているだけでも大量の汗が吹き出す。
容赦なく照りつける7月の太陽以上に熱いキャプテンが登場し、更に久し振りに中乗りエストシ君(仮名)も乗り込み、定時に出船した野毛屋釣船店第二忠丸。
前日は5人で船中1枚という貧果、連休最終日は中日より空くのがセオリーだしW杯決勝もあったし、さぞかし空いているだろうとの予想は外れ、11人も乗っている。
真鯛釣師の気合いと思考と行動様式は、他の釣りとは一味違うのである。
第二海堡をスルーして、第三海堡35mダチから開始。
トロトロとした下げ潮が流れていたが、流しているうちにどんどんと激流になっていった。
お隣のテンヤ・アングラーが船中1枚目の真鯛を釣った直後のことだった。
底から5mのところで不意に力強いアタリ、そのまま巻いていると直後に魚が反転、すると1kg強に締めたドラグがフル稼働してラインが放出された。
ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!ﾟ+.ヽ(≧▽≦)ﾉ.+ﾟ
今年はキロ未満の小さな真鯛ばかりに縁があり、このリールのドラグがフル稼働するのは実に久し振りである。
しかも30mそこそこの浅場で掛かった真鯛、最後まで弱らずにナイスファイトを演じてくれる。
これこれ、魚とのやり取りの楽しさは、真鯛に敵うものはない。
久々に中乗りエストシ君(仮名)に取り込んでもらったのは目測2kg程、顔が黒みがかっているのでオスだろうか？
嬉しい1枚である。
朝の一流し目から本命が、それもそこそこ型の良いヤツが釣れちゃうなんて幸先良いな。
さぁ、諸々の鬱憤を吹き飛ばすような、最高の釣りにするか！
しかし...。
【釣果】
7時15分出船、16時沖揚がり
真鯛1枚(1.9kg)
【タックル】
ロッド：ZENITH零式 LIGHT G-TOP L
リール：DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン：PE0.8号、ハリス：フロロ4号
【本日の総括】
あれれれ？
いや、アタリはそこそこある。
しかし全く針に掛からない。
所謂「ゴム離し」、バイトした瞬間に違和感を察知されているかのようなショート・バイトばかりが6～7回で、朝イチの獲物以降は外道含めて何も掛からず終了。
この日はトップ4枚、二番手3枚ともテンヤ・アングラーで、ルアーより餌に分があるようだった。
まぁ相手は真鯛ですからね。
こんな日もあります。
中乗りエストシ君の計量では1.7kgとのことだったこの魚、鱗を落としている最中これ本当に1.7kgしかないのかなぁと疑問に思い、鱗を全て落とした後に料理用の秤に乗せてみると1890gあった。
よって公式記録(何の？)では1.9kgとしよう。
さて、捌いてみると、うーん、あまり身質が良くない。
脂のノリはそこそこなのだが、三枚におろすと左右どちらも身割れしてしまった。
なんとなく身の締まりも悪い。
生け簀の中で瀕死になっていたので慌てて絞めたのが手遅れだったのか、季節的要因か、個体差か、1枚しか釣れなかったのでよくわからない。
カマの塩焼き。
焼いてしまえば美味しい。
久々に作ったアクアパッツァは何か一味足りないな。
おっと、肝心のニンニク入れるの忘れてた！
釣行回数が減ると、料理の勘も鈍ります。
腹身の刺身。
悪くはないんだけど、東京湾の真鯛の旨さを知っている私には物足りない味である。一晩寝かせると少し変わるかな？これは翌日のお楽しみ。
しかしのっこみシーズンは不発に終わった第三海堡の真鯛が盛夏となって釣れ盛る。
不思議なものだと思う反面、過去の経験則からすると訳がわからないことがおこるのも、自然相手の釣りの宿命なのだろう。
とは言え年初から連敗が続き漸く1枚目の真鯛を手にしたのが9月だったという昨年の絶不調ぶりに比べれば、今年は好調とは言えないまでもまずまず、型には恵まれないものの、勝率は悪くない。
大鯛狙って金沢八景詣では続く。
【追記】
私の乗った翌日、第二忠丸ではなんと7kgの大鯛が浮上した。
うーん、次こそは俺の番だ！
潮は大潮、釣果は上向き、狙うは勿論真鯛一択だ。
猛烈な暑さである。
汗かきという体質と、多汗症という病の境界線にある私の身体からは、じっとしているだけでも大量の汗が吹き出す。
容赦なく照りつける7月の太陽以上に熱いキャプテンが登場し、更に久し振りに中乗りエストシ君(仮名)も乗り込み、定時に出船した野毛屋釣船店第二忠丸。
前日は5人で船中1枚という貧果、連休最終日は中日より空くのがセオリーだしW杯決勝もあったし、さぞかし空いているだろうとの予想は外れ、11人も乗っている。
真鯛釣師の気合いと思考と行動様式は、他の釣りとは一味違うのである。
第二海堡をスルーして、第三海堡35mダチから開始。
トロトロとした下げ潮が流れていたが、流しているうちにどんどんと激流になっていった。
お隣のテンヤ・アングラーが船中1枚目の真鯛を釣った直後のことだった。
底から5mのところで不意に力強いアタリ、そのまま巻いていると直後に魚が反転、すると1kg強に締めたドラグがフル稼働してラインが放出された。
ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!ﾟ+.ヽ(≧▽≦)ﾉ.+ﾟ
今年はキロ未満の小さな真鯛ばかりに縁があり、このリールのドラグがフル稼働するのは実に久し振りである。
しかも30mそこそこの浅場で掛かった真鯛、最後まで弱らずにナイスファイトを演じてくれる。
これこれ、魚とのやり取りの楽しさは、真鯛に敵うものはない。
久々に中乗りエストシ君(仮名)に取り込んでもらったのは目測2kg程、顔が黒みがかっているのでオスだろうか？
嬉しい1枚である。
朝の一流し目から本命が、それもそこそこ型の良いヤツが釣れちゃうなんて幸先良いな。
さぁ、諸々の鬱憤を吹き飛ばすような、最高の釣りにするか！
しかし...。
【釣果】
7時15分出船、16時沖揚がり
真鯛1枚(1.9kg)
【タックル】
ロッド：ZENITH零式 LIGHT G-TOP L
リール：DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン：PE0.8号、ハリス：フロロ4号
【本日の総括】
あれれれ？
いや、アタリはそこそこある。
しかし全く針に掛からない。
所謂「ゴム離し」、バイトした瞬間に違和感を察知されているかのようなショート・バイトばかりが6～7回で、朝イチの獲物以降は外道含めて何も掛からず終了。
この日はトップ4枚、二番手3枚ともテンヤ・アングラーで、ルアーより餌に分があるようだった。
まぁ相手は真鯛ですからね。
こんな日もあります。
中乗りエストシ君の計量では1.7kgとのことだったこの魚、鱗を落としている最中これ本当に1.7kgしかないのかなぁと疑問に思い、鱗を全て落とした後に料理用の秤に乗せてみると1890gあった。
よって公式記録(何の？)では1.9kgとしよう。
さて、捌いてみると、うーん、あまり身質が良くない。
脂のノリはそこそこなのだが、三枚におろすと左右どちらも身割れしてしまった。
なんとなく身の締まりも悪い。
生け簀の中で瀕死になっていたので慌てて絞めたのが手遅れだったのか、季節的要因か、個体差か、1枚しか釣れなかったのでよくわからない。
カマの塩焼き。
焼いてしまえば美味しい。
久々に作ったアクアパッツァは何か一味足りないな。
おっと、肝心のニンニク入れるの忘れてた！
釣行回数が減ると、料理の勘も鈍ります。
腹身の刺身。
悪くはないんだけど、東京湾の真鯛の旨さを知っている私には物足りない味である。一晩寝かせると少し変わるかな？これは翌日のお楽しみ。
しかしのっこみシーズンは不発に終わった第三海堡の真鯛が盛夏となって釣れ盛る。
不思議なものだと思う反面、過去の経験則からすると訳がわからないことがおこるのも、自然相手の釣りの宿命なのだろう。
とは言え年初から連敗が続き漸く1枚目の真鯛を手にしたのが9月だったという昨年の絶不調ぶりに比べれば、今年は好調とは言えないまでもまずまず、型には恵まれないものの、勝率は悪くない。
大鯛狙って金沢八景詣では続く。
【追記】
私の乗った翌日、第二忠丸ではなんと7kgの大鯛が浮上した。
うーん、次こそは俺の番だ！
