(承前)

ホテルに戻りまずはシャワーで汗を流す。サッパリしたところでホテルからオールド・トビリシまで2kmの道程をてくてく歩く。
ここジョージアはワイン発祥の地、ワインバーを探してさまよった。
昼に食べたハチャプリが思いの外重く、お腹が空かないのでレストランではなくバーが望ましいのだ。

トリップアドバイザーで見つけたワインバーは行ってみたらワインの販売店で、しかし歩き回っている内にお腹も空いてきたのでメインストリート沿いのジョージアレストランに吸い込まれるように入ってしまった。

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オーダーはオジャクリ(12ラリ)という郷土料理。豚肉入りジャーマンポテトといったところか?そして店員のお姉さんに猛烈に勧められたトマトソース(3ラリ)。

パンをパスして良かった。
結構なボリュームでお腹一般。
ややスパイシーなトマトソースが良いアクセントになって、これは素直にお姉さんのアドバイスに従って正解だった。

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そして待望のジョージアワインを。
赤か白か、甘めか辛めかを聞かれ、辛口の赤とオーダーして出てきたのだがこちらである。
銘柄は聞き忘れた。

口に含むとメルローのような強さと香りなのだが、後味に酸味が残る。
悪くない。
しかし私は日頃からよくワインを飲むものの、実は味についてはよく解らない。
以前シングルモルトに凝って痛い目にあった反省と、ワインは睡眠薬という実用性を重視し、安いワインしか買わないことを自らに課しているのである。

と、このような設定で自らの馬鹿舌を正当化するという悲しい意味合いもあるのだが。

もう一杯 飲みたい時が 帰り時

会計を済ませ、ヨロヨロとホテルへ戻った。
習慣から途中でビールを買ったしまったけど、飲まずに寝た私は多分偉い。と思う。