仕事前・・・喜楽(渋谷)

フライデーナイトは渋谷で一仕事。
その前に腹拵えと百軒店の喜楽へ。

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キリンラガーが渋い。

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オーダーは我が定番のもやしワンタン麺。
密度の高いストレート平太麺、揚げネギの香る醤油スープ、激ウマワンタン、代替不能な旨さは相変わらず。
そう、私が初めて食べた四半世紀前より味は何一つ変わっていないのである。

シューシューと謎の音を発しながら鍋を振っていた名物親父も、レジ係の極端に無愛想な婆さんももういない。

人は消えても店は残る。
しかし店が残っても味も残るとは限らない。

この地に根を張り60余年。支店も出さず、ここでしか味わうことの出来ない料理。
一子相伝北斗神拳的な凄みを感じる最近の喜楽である。

私はこの店から満足と共に、ある種のありがたさのようなものも受け取っているような気がする。
ラーメンとはソウルフードであり、ソウルフードとは宗教的な側面がある。