暗澹・・・中華sobaいそべ(矢口渡)

日曜日。
梅雨の合間の貴重な晴天なれど、買い替えた洗濯機の設置日につき、釣りにも行かずに朝から業者を待つ。

8時半過ぎに業者から連絡あり、9時には到着した。
これで長年使ってきた古くて調子の悪い洗濯機ともオサラバである。

が、しかし.........。

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これ何ていうんだろう?
この給水設備のレバーが固着して水道を止めることが出来ず、まずはここを修理しないと洗濯機を交換できないと言われて、業者は古い洗濯機を残し、新しい洗濯機を持ち帰ってしまった。

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余談だが、先週リビングのエアコンも壊れた。
稼働はするのだが部屋が冷えないのである。
室外機を見ると、ファンは回っているけど排水がされていなかった。
11年選手のエアコンは修理が吉か、買い替えが吉か。
どうも答えは後者の気がする。

更なる余談であるが、テレビの調子も悪く、しばしば画面がフリーズする。

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こんな表情で固まってしまった唐沢寿明もなにかの暗示のようである。

なんなんだ?
どうなってんだ?

私は暗澹たる気持ちを振り払うべく家を飛び出した。

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命からがら矢口渡に辿り着き訪れるは中華sobaいそべ。
何があろうともビールは旨い。

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そしてオーダーは白旨にこにこワンタン麺。
関西のうどんを彷彿させる澄んだスープは魚介系。
まるでひやむぎのような細い麺は意外な歯応えとツルツルした喉越し。
二個ずつ入った海老ワンタンと肉ワンタンも極上。
上品なチャーシューだけが個人的な方向性と異なるが、この一杯の調和の為には不可欠だと思わせる説得力がある。

一言で言うならば、最高。

中央に盛られた青ネギには柚子皮が絡めてあり、クラッシュすると爽やかな風味が広がる。
七味に山椒を加えた卓上の八味もこの淡麗なラーメンによく合う。

ここの店主にだって良い日もあれば悪い日もあるだろう。
しかし粛々と己の道を突き進めば、自ずと道は開ける。
そんなメッセージを受け取ったような気分だ。

明けない夜はないのだ。

とりあえず私は給水設備の製造会社に修理を依頼するメールを送った。