ブーツの受取・・・文福武蔵小杉店

恒例の自己研鑽を終えて池袋駅に向かう途中で、唐突に私の携帯が鳴った。

私の携帯を鳴らすのは保険会社の営業か、広告代理店の営業くらいのものなのだが、見慣れぬ番号に応答するとそれは私が修理の為にブーツを預けた武蔵小杉の修理屋で、作業完了の連絡であった。

武蔵小杉?池袋から遠いなぁ、、、あ!副都心線で1本じゃないか!

そんな訳で副都心線のホームに行くと、地下鉄内急行、東横線内特急という願ってもない列車が停車中で、あっという間に武蔵小杉に到着。
東横線渋谷駅地上ホームの消滅をどちらかと言えば悲しく捉えていた私だが、冷静に考えてみれば不便よりも享受したメリットの方が多いような気もする東横線副都心線の直通運転である。
正しい、というのは老人の感傷に過ぎない。
岡本太郎の言葉が突き刺さる。

さて、武蔵小杉の夜というのも珍しい。
昔好きだった玉やは閉店し、けんもつ屋は元住吉に移転、となると小杉の有名店文福ぐらいしか思い付かぬ。

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お通しの梅おろしと生ビール。

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名物、元祖カレー煮込み。

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むし豆腐。

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レバーはタレで。

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かしら、たん、はつ。

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しろ、こぶくろで終了。

これに生ビールとホッピー2杯で3000円。値段は高めだしモツ焼きのレベルも低いし、隣の若くて醜いカップルはひっきりなしにタバコを吸いながらこちらが聞いているだけで恥ずかしくなるような情けない話を大声で延々としているし(青臭さは若さの特権だが、羞恥心が無いのは年代問わず宜しくない)、なんとなく居心地が悪くて逃げるように退散した。

やはり私は住みたい街ナンバーワンになることもある武蔵小杉なんかよりも、住みたくない街ナンバーワンの栄えある称号を得た蒲田の方が、何倍も、何百倍も、何千倍も好きなのである。