代替案・・・とんこつ らい斗(千鳥町)

冷たい雨の降る春分の日
と思ったら、10時過ぎには本格的な雪へと変わってしまった。

どのみち年老いた両親を連れて墓参の予定、釣りに行けない休日は天気なんてなんだって構わないのだ。

13時に実家へ迎えに行く約束なので、その前にブランチを摂るべく矢口渡の中華sobaいそべへと向かったが、なんとなく嫌な予感がしてweb検索。
ビンゴ!
いそべは水曜日が定休日でありました。

さてどうしたものか?
悠長に考えている余裕もなく、弊社のビブグルマンの異名を取るサマーな後輩(仮名)に教えてもらったとんこつらい斗に行き先変更だ。

イメージ 1

ビールは一番搾り

イメージ 2

ラーメン、バリカタ。
羽釜炊きスープを謳う同店、いかにもこってりしていそうだが、私の博多ラーメン基準では店名通りにかなりライトであることは織り込み済み、いきなり紅しょうがと辛し高菜とニンニクとすりごまを盛大にぶちこむ。

ん?
むむむ?

旨い。
初めて食べた時よりも、相当に旨く感じる。
スープの濃度は前回と同様か、少し濃くなったかな?という感じなのだが、尾を引く甘さと旨さ。なんだろう、これ?

カロリーに怯むことなく当然替え玉もいっちゃおう!

惜しむらくはスープが激しくぬるいので、替え玉を食べ終える頃には完全に冷めてしまっていることだが、前言撤回、これはアリ!

地元の人でさえ敬遠する人の多い、西鉄薬院駅前の八ちゃんラーメンという猛烈に濃厚なスープの博多ラーメンにノックアウトされて以来、博多ラーメンにはついつい破壊力を求めてしまう傾向があることは自覚している。
は?上品な博多ラーメン?それって焼きそばをナイフとフォークで食べるみたいなもんだぜ?というスタンスである。
当然一風堂とは縁がない。

しかし、いいじゃないですか、上品な博多ラーメンというのも。

最近は淡麗系ラーメンを受け入れる度量というか、多様性を持ちつつある我がラーメン・ライフ、博多ラーメンとて例外ではないのだ。

私はこれを成長と呼びたい。

ところで激しくなる一方の雪に第三京浜は遂にチェーン規制に突入、この日の墓参は中止となった。