2018年初相模湾・・・庄三郎丸

やっと来れたぜ相模湾
やっと乗れたぜイケメン船。

シーズンの最末期に、ようやくアマダイに向き合う。

数より型に拘りたいこの釣り、今シーズンはかなり良型が多く釣れている印象だ。今後の自分のスケジュールを考えると恐らくは最初で最後のアマダイ釣りになりそう、是非とも一本40cmオーバーを釣り上げたいところだ。

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暖かな右舷・ザ・サニーサイドを押さえたのだが、空は雲に覆われて太陽は隠れ、凍えるように寒い。
しかし気温の低い日は花粉の飛散が控えめであるため、丹沢の山々を越えて吹いてくる北風という悪条件の割には、目と鼻のコンディションは悪くない。
ありがたい、この種目はそれなりに集中力を要するに釣りだ。
終始手持ちで丁寧に誘う。
結果は自ずとついてくるはずである。

私は小さなアタリも見逃すまいと竿先を中止して、ゆっくりとした誘いを飽きることなく繰り返したのだが...。


【釣果】
7時出船、14時沖揚がり
アマダイ9尾
外道:ガンゾウビラメ、トラギス、サクラダイ、ヒメ、レンコダイ、ホウボウ、キツネダイ

【タックル】
ロッド:アルファ・タックル・エアボーリールンスティック30T-200
:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE1号

【本日の総括】
一般に数は腕、型は運とも言われるが、船中2~12尾という釣果の中、9尾釣ったら及第点と言って良いかもしれない。

しかし、乳児5尾、幼児3尾、児童1尾という弱者大虐待という釣果に、私の心には罪悪感しか残らず、満足度はゼロなのであった。
リリースしたポニョみたいな幼児がカモメに喰われてしまったことで私の罪の意識は更に増した。

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揚げ物禁止の我が生きざま、しかしポニョの料理なんて三枚に卸して揚げるぐらいしか思い浮かばない。

30cm弱のこの日の最大の獲物は、なんとか頑張って昆布締めにした。

テレビでは鉄腕ダッシュが放映されており、あろうことかアマダイを狙っていた。そして私の釣った最大サイズの倍はあろうかという良型があがり、羨望とは醜い感情だという基本方針を貫く私ではあるが、指を加えて眺めるしかなかった。

そう言えば、と私は唐突に思い出す。
前週の釣りも真鯛5枚と数は揃ったが、全てキロ未満の塩焼きサイズ。
今の私の釣りバイオリズムは、数は釣れるが型には恵まれないという流れなのかもしれない。

明けない夜がないように、終わらない冬がないように、まえを向いていればその内風向きも変わるだろう。

しかし冷静に考えてみれば今の私は、仕事でも風向きが変わるのを待ち、プライベートでも風向きが変わるのを待ち、釣りにおいてさえも風向きが変わるのを待っているような気がしないでもない。

待っているだけで本当に良いのだろうか?