3月

春の風はぼくを押し ぼくの足は冷え切って 街は春の中へ
要領が悪いくせに その上から回り やっぱり一人

空を見上げる かぎりなく青く ブルーに染まる空

君のことを想い続け ここまで来てみたが なんかから回り
それほどまでに空は青 何でそこまでしてもぼくを ぼくをいためつける

もうたくさん それでじゅうぶん ブルーにそまるぼく


「3月」/bloodthirsty butchers



1月は行った。
2月は逃げた。
どうせ3月もすぐに去るのだろう。

だからどうした。
それがどうした。

行ったものは仕方ない。
逃げたければ逃げればいい。
去るものは追わない。

ところで、春の歌というのは、柏原芳恵の「春なのに」を除くと概ね明るいように思うのは気のせいだろうか?

春の何が良いのだ?

「3月」で歌われるような一人芝居と孤独、私の抱く春のイメージと符合する。

「ニブい奴だけが幸せなんだ」という岡本太郎の言葉を噛み締め、私も春を生きる。

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写真は昨年3月の相模湾