厳しい哲学・・・厳哲(早稲田)

カオスの職場から逃げ出し、サマーな後輩(仮名)と遠征ランチに向かった先は早稲田のラーメン店、厳哲。
同じく彼に連れられて、以前に一度だけ訪れたことがある店だ。

その時は券売機のトップに君臨する醤油ラーメンを食べたのだが、今回は弊社のビブグルマンの異名をとるサマーな後輩(仮名)のオススメ、鮪塩(しびしお)990円也と、トッピングに名古屋コーチンの煮玉子をチョイス。

「折角だからビールを1本シェアしましょうよ」とサマーな後輩(仮名)。
仕事中だぞ、いったい君は何を考えているんだ!と叱責しようかとも思ったが、先輩たるもの時には寛容さも必要である。

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ハートランドで乾杯。
ビールに拘るラーメン店は嫌いではない私。

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そしてこちらが鮪塩。
透き通ったスープ、沈むチャーシューと鮪の身もハッキリと見える。
まずはスープを一口。
とてもあっさりとしている。昆布の風味が強く、濃厚な鮪出汁を期待していたのでやや肩透かし感もあるが、淡麗で旨い。
店内に「硬めコール禁止」の貼り紙がある拘りの麺は、ツルツルとした食感ながらしっかりとコシもあるが、茹で加減はやや柔らか目に感じる。麺類は全てにおいてアルデンテ、というのが私の方向性である。
でもこの淡麗スープとの相性はいいかな。

二郎、中本、天下一品、ラーショ、博多ラーメンなど、私は基本的にラーメンには野趣を求める傾向にある。
その全く真逆のこのラーメン、しかししみじみと旨く感じた。
サマーなビブグルマン・マジックに幻惑されたのだろうか?
それともラーメンの多様性を認めるほどには大人になったのだろうか。

中華そばやマルチョウそばなど、他のメニューも試してみたいので再訪は必至だ。