歳時記

当事者としては思い出したくもない記憶だろうし、当事者以外は既に忘却の彼方であろうネタだが、当ブログが私の人生の備忘録として機能しているという極個人的な理由により、一応記しておこう。

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2018年1月22日(月)、関東地方は昼頃から激しい雪に見舞われたのであった。

会社からは適宜仕事を切り上げて帰宅するよう指示があり、私はやるべきことに一段落ついた16時半に職場を出たのだが、この判断は30分程遅きに失したようだ。

地下鉄はスイスイと進んだのだが、有楽町で乗り換えた京浜東北は既にカオスと化していた。
2本見送ってようやく乗り込めた電車は、途中何ヵ所も止まりながら、通常18分の距離を実に40分近くかけて蒲田に到着した。

蒲田から乗り換えようとした東急線は改札で入場制限を行っており、2011年3月を思わせる光景が繰り広げられていた。
結局帰宅までは普段の2倍の2時間強を要した。

翌日判明したことだが、20時まで居残っていたスタッフは多少のダイヤ乱れはあったものの問題なく帰宅できたそうだし、22時まで残っていたスタッフはガラガラの電車でストレスなく帰宅出来たそうだ。

「多数派は常に間違えている」というマーク・トゥエイン箴言は、普遍的なのだなぁと改めて認識した次第である。

つまり、上手く会社から離脱したとほくそえんでいた私は、実は愚かな多数派の一人に過ぎなかったのだ。