開店早々長期休業、再開早々長期休業、迷走する名店として精神的な脆さを露呈してきた
BASSO江戸川橋、安定期に入ったかと思いきや、突如先祖帰りしたかのような初期の極端に塩辛いラーメンが出てきたり、鳥の餌みたいな香りのスープが出てきたりと、覚醒というよりは
寛解、といった回復具合のようである。
恐る恐る様子見がてら訪れたこの日のオーダーは、特製つけ麺。
ん?
麺もスープも具材もとても旨く、非の打ち所がない。
不安定さを拭えないながら、時に最高のパフォーマンスをみせるこの店は、
大江慎也かマイケル・シェンカーか、はたまた
シド・バレットか。
ガラスの天才、
BASSO江戸川橋。