ノング・インレイ(高田馬場)

古い友人と高田馬場のシャン料理店にてディナーを。

この店は、かの探検家/小説家である高野秀行氏も絶賛するハードコアなシャン料理店、店員さんは皆シャン人だし、客にもシャン人とおぼしき方々の多いこと多いこと。

そして遅い夏休みにタイ北部を旅した私と、その一週間前にミャンマーを旅した友人のお互いの旅の報告会的な意味合いもかねた食事であったので、この店をわざわざチョイスしたという訳だ。

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揚げた豆腐、茶葉のサラダ、カシューナッツ

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後ろのテーブルのシャン人らしきグループが皆さん召し上がっていた麺を指差しオーダーにて。

私がチェンマイのシャン料理店で食べた納豆料理は残念ながらメニューに見当たらず、またこの店で高野秀行氏イチオシのセミ料理は昆虫嫌いの私には触手が伸びず、非常にオーソドックスなアジアン・キュイジーヌ、という感じであった。
そして本場仕込みの料理が不味かろうはずもない。

ところで私のタイ旅行は国王の火葬の日にレストラン/ビール難民と化したことを除けば、のんびりまったりとした穏やかで楽しい旅であったが、彼女のミャンマー旅行は刺激に満ちた思うところの多い旅であったらしい。

アンコール遺跡とボロブドゥール遺跡を訪れたことのある私に最後に残された世界三大仏教遺跡がミャンマーバガンであり、そろそろ具体的に旅の計画を練る時期に差し掛かったと思わずにはいられなくなった。

機は熟したのだ。