decade

私以外には何の意味もない話だが(とは言えここでは徹頭徹尾自分にしか意味のないような駄文を書き連ねているのだが)、前しか見えない目玉をつけて((C)THE BLUE HEARTS)いるが故にうっかりと見過ごしていたのである。2週間程前に拙ブログが開設丸10年を迎えていたということを。

つまりは丸10年のdecadeを迎え、既に11年目へと突入している訳だ。
数多ある我が座右の銘のなかでも「継続は力なり」とは最上位にくるものの一つであり、例え吹けば飛ぶようなささやかなブログどあろうとも、それなりに感慨深いものがある。
よくこの10年surviveすることができたな、と。

1年前にも全く同じ事を書いているけど、最早惰性とmannnerismに陥っただけの無意味な文章を書き散らす場となっている気がして自分としても手詰まり感が否めなくなっている。しかし自己対話のツール、そして日常から物語性を抽出することに挑む場として、行けるところまで続けていこうと思う。

今や世界的な大作家となった村上春樹氏がデビュー作にて高らかに宣言したように、文章を書くという行為は自己療養へのささやかな試み足りえるのだ。

振り返ってみると、続ける最大のモチベーションとなったのは、やはり少ないながらも読んで下さる方やコメントをくれる方の存在だと改めて思う。この場を借りて奇特な皆さま方にお礼申し上げます。

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この一年に書き連ねた記事の中で最も印象に残った場面を考えるに、ネパール旅行のこの風景かな、と。