予約・・・8/14庄三郎丸

台風が来ない限りは天気が安定しているはずの8月中旬に、よもやこんな天候不順に見舞われるとは、やはり自然とは人間ごときコントロール出来るような生易しいものではなく、過去の経験則も所詮は参考値に過ぎないのだ。
釣りもまた然り、なんだけどね...。

そうなのよー、晴れ予報を信じて予約した相模湾のマグロカツオ船、前日に予報が変わり曇り時々雨になってしまったのよー。

最近では雨に打たれてまで釣りをしたいとは全く思わなくなってしまったダメな僕、しかし予約しているとなればなんとなく義務感で行かざるを得ない。

前夜、義務感でせっせと準備をしていると
「ん?」
エビングの仕掛一式とワームを入れたケースが見当たらない。
家中探しても何処にも無く、つまりは前週の釣行時に船に置き忘れてきたに違いないと結論。
しかし時刻は既に21時、船宿は無人だし釣具店は開いていない。

私は船宿に忘れ物として届いていることを期待して、仕掛以外の道具を準備し就寝。

3時に目覚めると頭痛、そして前夜の寝酒が全く抜けていないような浮遊感。

それでも30分程横になり、大量に水を飲み、私は家を出たのですよ、予約している上に忘れ物のエビング仕掛を回収しなければならないし。

5時少し前に船宿到着、道具を下ろし車を駐め、私は宿内のレジを担当しているイケメン船長にエビング仕掛の忘れ物は届いていないか尋ねに行きましたよ。

・・・。

届いていませんでした...。

まぁね、品薄のエビング用ワームが5袋、高価な村越征海プロデュースのエビング仕掛が5組、当然タックルケースに名前など書いておらず、翌日以降この22号庄三郎丸の椅子の下でこのケースを見つけてしまった釣人は、「うわっ、ラッキー!」となっても不思議はない。
全ては私の不注意がいけないのである。

私の手元には前週の使い回しの仕掛が一組のみ(カツオ仕掛けはあり)。
絶体絶命の出船となったのだが...。

さて、賢明な読者諸志はもうお分かりであろう。

この日の釣りで私が何も釣れなかったということを。

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【釣果】
6時出船、13時30分沖揚がり


【タックル】
<ジギング/カツオ狙いエビング>
ロッド:Abu Garcia SALTY STAGE KR-X SJS-57/210
リール:SHIMANO TWIN POWER SW8000HG
ライン:PE4号、リーダー:フロロ60lb

<エビング>
ロッド:TENRYU SPIKE TUNA SK812TN-H
リール:DAIWA キャタリナ6500H
ライン:PE6号、リーダー:ナイロン100lb

【本日の総括】
前日はカツオの活性高く、ほぼ満席の船でボウズ無くエサもルアーも全員釣れたそうだが、この日は一転、ルアーにカツオはノーヒット、エサも4隻高低で0~2本と大苦戦の1日。
私の乗船した17号船ではキメジすらも上がらない散々たる釣果であった。

極めつけは最後に攻めた4号パヤオで豪雨に遭遇、ずぶ濡れになるオマケ付き。
踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂、弱り目に祟り目、ラ・フランスにラーメン、本当に悲惨な1日でありました。

まぁ簡単に釣れないことは織り込み済み、諦めなければそのうち釣れるということでまた次回。