草津湯(矢口)

8月13日。日曜日。曇り。

しかし私は既に翌14日の釣りを予約しているのである。
2日連続の釣行は身体に堪えるお年頃、釣り日和ではあるが翌日を見据えて海活はパス。

代わりに3日連続で蒲田へ向かおうかとも思ったが、前日唖然とした己のラ・フランス体型を(本当は分かっていたけど目を逸らしてしたのた)、そしてラ・フランスからの脱却を目指して朦朧となりながら走ったことを(最低10km走るつもりだったのに8km手前でリタイヤしたことは陸連には内緒である)思い出し、なんとか思いとどまる。

代わりに両足に溜まった疲労を抜くために、私は愛する温泉銭湯「草津湯」まで、約4kmの道程を歩いた。
これもある種のラ・フランス脱却プロセスである。

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入浴料460円の公衆浴場ながら、タオルとバスタオルとリンスインシャンプーと石鹸と洗面器からなる入浴セットを僅か100円で借りられ、豊富で水流の強度も申し分ない各種マッサージ風呂完備、サウナも追加料金を払うこと無く使い放題、脱衣所のドライヤーは無料、広いロビーでは各種アルコール飲料を楽しむ事が出来、なかでもビール大瓶が480円というのは個人的には最高で、民度の極端に低い客が多いのが難点とは言え(タオルを湯槽につけるな!水風呂で顔洗うな!水風呂で潜るな!)、本当に愛して止まない銭湯なのである。

この日ものんびりとフルコース、ロビーで高校野球中継を見ながらスーパードライの大瓶をゆっくりと飲み干す。
とても充たされた気分だ。

帰る途中でスーパーに寄り高蛋白低カロリーメニューを買い求め、ラ・フランスからの脱却を誓いつつ帰宅した。