ラーショ愛・・・かいざんラーメン新小岩店

私にとってラーショ、つまり地方都市を中心に緩い連帯感で根をはる赤い看板「うまいラーメンショップ」との出会いは、武蔵小金井の椿であった。

そして私をラーショの虜としたのは第三京浜出口脇に構えるなかむら屋であった。

どちらも交通の便悪く、また私のラーメンの嗜好も変わってきたこともありすっかりご無沙汰であったのだが、ひょんなことから川崎大師近くのラーショに足を運んだことから唐突に私のラーショ愛が復活した。

自宅から充分に通えるエリアにあるラーショ総本山のGoodmorningラーメンショップは早朝から昼までという極端な営業時間が折り合い悪く普段使いには適さない。
都内に利便性の高いラーショがないものかとネットで探して見つけたのが新小岩のかいざんである。

なんでも行列の絶えない千葉の人気店の支店のようだ。

看板に「うまいラーメンショップ」の文字は無いけれど、色味と質感は完全にラーショそのものである。

ビールもあるぜ！

こちら中ネギチャーシュー、麺硬め、1000円也。川崎大師のラーショより200円安い。

軽めの豚骨醤油がウリのラーショの中でも特にアッサリとしたスープである。
ネギも味付けが薄目なので、食べ進むにつれコクが増すラーショマジックが感じられない。

麺もラーショ特有(と私が思っている)の中細麺ではなく、中ストレート麺。
しかも硬めコールしてもかなりの柔らかさ。

チャーシューもパサ気味で薄味。

うーん、確かにラーショのDNAは確かに感じるのだが、これは私が求める類いのラーショではない。

千葉の店は行列が絶えないというけれど、もっと旨いのだろうか？

一応私のラーメンポートフォリオに加えるに吝かではないが、これなら私は川崎大師に行くなぁ。