いとや(蒲田)

仕事で中途半端に帰りが遅くなり、ガッツリ食べるには不適切な時間、軽くつまんでサッと飲もうと蒲田で降りて閉店間際のいとやへ。

イメージ 1


焼き物はつるとピートロしか残っていない。
男性としてつるは食べるに忍びない部位なれど、他に選択肢がないのでは致し方無い。
1本ずつ焼いてもらい、更に酢豆腐も。

イメージ 2


東十条埼玉屋インスパイアのレモンサワー。残念ながら本家とは埋めがたい差があります。
まぁ本家を超えない慎ましさがインスパイアの正しい姿と言えなくもない。

イメージ 3


刺身系はレバーとガツが残っているとのことで、レバ刺しを。
刺しとは言えど昨今の情勢を鑑みた低温調理済のリーガル・スタイルである。

そう言えばもう何年も本物のレバ刺しを食べていないなぁ。
アニサキス同様、レバ刺しによる食中毒も無知の為せる業だ。
一朝一夕には築けない拘りの仕入れルートと丁寧な仕込み。伝統と矜持を持った店のレバ刺しは、あたるどころか腹を壊しかけたことすらない。

ビール1杯、レモンサワー2杯、串2本、酢豆腐、レバ刺し。これで2610円という会計は個人的なもつ焼き屋水準ではかなり高い。
わざわざ通う必要性は感じないが、それが蒲田に在るならばとても使い勝手が良い店、ということになる。

そんな距離感。