持病・・・荒木屋

いずれも生活習慣病という不名誉なカテゴリーに属する2つの持病の薬を貰うために、ある日の朝出勤前に病院へ。

ちなみに高血圧は母系より、高尿酸血症は父系より受け継いだ遺伝であり、多少の問題を孕んだ生活習慣を私が有していることを否定するものではないが、病の本質と生活習慣との間に根本的相関関係は無いというのが私のスタンスである。

病院は老人の集会所と化していたのだが調剤薬局は何故かガラガラで、私は予定よりかなり早く自由の身となった。

ラーメン二郎三田本店に久々に行こうかと思ったが、真夏日予報のこの日、もしかして荒木屋で幻惑的旨さの冷たい味噌ラーメンが提供されるかもしれないと思い、蒲田にて途中下車。

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平日の開店前には並ぶ者の姿なく、私は庇の下の日陰にて読書など。

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適度なアルコールの摂取は血流を良くするために血圧を下げる効果があるという。つまりこの黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料はある種の治療薬なのである。

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四色まぜそば、麺硬め、チャーシュー。
目当ての冷たい味噌ラーメンはこの日提供されず肩透かしではあったが、まぜそばを頂くのも超久しぶりである。
いや、以前食したのは三色まぜそばであり、この四色まぜそばは初めてであった。

マヨネーズを加えることでジャンクさを増すルックス。まぜそばとはかの名店ジャンクガレッジが提唱するがごとく、ジャンクであればあるほど正しいとも言える。

まずはよくかき混ぜる。スクランブル・ファースト!生卵、マヨネーズ、各種具材、タレが渾然一体となった最早訳の分からない何かが麺にまとわりついている。
旨い。とんでもなく旨い。

ボリュームもかなりのものである。
とくにチャーシューが端の部分であった為か尋常ならざる大きさだ。

麺完食後に残った物体にライスを投入して追い飯といきたかったけど、生憎とお腹にそこまでの余裕は残っていなかった。
ご馳走さまでした。

最高のランチではあったけど、その日は己のニンニク臭が大変に気になった。
仕事の打ち合わせを何本か抱えており、特に狭いミーティングルームでの打ち合わせなどは無口にならざるを得ない。

平日の荒木屋ランチは、平日ランチのお伴に摂取する黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料以上に、サラリーマンにとって不適切であるのかもしれない。