ベトナム放浪記(4/30)

変な夢を見て目を覚ますと見慣れぬ景色。
そうか、そう言えば旅に出ていたのだな。
毎回繰り返す通過儀礼だ。

時刻は6時前。
行動を開始するには少し早いか。

私は読みかけの小説の続きに取り掛かる。
ベトナムで読むのに全く適さない長編小説を持ってきてしまったが、関わった以上は続けなければならない。

1時間程読書をしたらシャワーを浴びてまずは朝食。
なかなか悪くないバイキング(という和製英語は困りものですね)でそこそこ腹を満たした後に、まずは明日の移動のためのバスチケットを買いに旅行会社へ。

なんと、明日の自社便チケットは全て売り切れとのことで、他社のバスを紹介される。
料金は自社便の5割増しだが、それでも東京~沼津間程の距離のバスがおよそ800円。大した問題ではない。

最重要タスクを完了させたら、あとは観光するのみ。

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1593年(江戸開幕10年前!)に当時ホイアンに住んでいた日本人が架けたと言われる来遠橋、通称日本橋
真偽のほどはさておき、ロマンのある話ではある。

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え?

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世界遺産ホイアンの旧市街。

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陽が登ると耐え難い暑さ、しばしばビール休憩を余儀なくされる。

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ランタンの街、ホイアン

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水辺の街、ホイアン
観光船を貸しきりでしばしクルーズなど。

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アオザイ美女を激写!

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陽が沈むと随分過ごしやすくなります。

小さなホイアンの街は世界的に人気があるらしく、雑多な人種でごった返していた。
更に4/29~5/1はベトナムでも四連休なのだそうで、地元の方々も活気づいている。

ゴールデンウィークに鎌倉を訪れた間の悪い外国人観光客の悲劇を疑似体験しながら、私の孤独をやり過ごす。

微妙な気分である。