TOKYO UNDERGROUND RAMEN 頑者

月曜日。

会社帰りに池袋のリハスタで久し振りにハードコアを爆音で鳴らす約束が入っていた。

会社に重たい機材を持っていくのも憚られて直行を申請し朝イチで池袋に機材を置きに行く。

ついでにブランチを摂ろうと思ったのだが、東池袋の中本が11時オープンになってしまったので選択肢が少ない午前10時30分。

駅構内にあるこちらのお店が10時開店と知り行ってみた。

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ベースとエフェクターの運搬とは労働であり、労働の後には労働の祝祭が必要だ。という訳で黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料。

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オーダーは特製つけ麺。
スープに浮かべた海苔の上に魚粉が乗る、典型的な六厘舎インスパイアである。

特製つけ麺に入る炙りチャーシュー、きしめんのような幅広の麺と、凡百のインスパイアのように模倣に徹するのではなく、明確な独自性を打ち出そうとする姿勢は好ましい。

しかし。
かつては「つけ麺界の風雲児」と呼ばれた六厘舎、一気に時代の寵児となり、多くの模倣を呼び、ひとときのトレンドと化したが故に、2017年にあってはなんとなく時代遅れな古臭い味に感じてしまう系統だ。
このように常に消費者とは気紛れでわがままなものなのであります。

まぁ普通に美味しかった。
それでいい。