アイソレーション・・・勢得(千歳船橋)

駄目だ。

先日修理に出したばかりの愛車の調子がまだ悪い。

ある朝会社に行く前に千歳船橋のメカニックの元へ愛車を持ち込む。
カニックも原因が分からないとしきりに首を傾げるが、何しろエンジンという心臓部に現れた疾患なので徹底的に見てもらうしかない。

再会はいつになることやら?

さて、このメカニックのすぐ近くに人気のラーメン店があることを知り、出勤前にブランチを。

その店の名は勢得。
開店10分前に着くと誰も並んでいなかったが、開店直後にはほぼ満席になった。

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愛車との暫しの別れが悲しくて、黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料をつけてしまったことは会社には内緒である。
メンマと端肉のおつまみが嬉しい美味しい。

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そしてこちらトッピング全部乗せの得勢ラーメン。特製と店名をかけてもじったシャレオツでマイウーそうな一杯だ。

スープは六厘舎的な超濃厚魚介豚骨ダブルスープに強烈な海老の香り。
この組合わせ、アリだ。

ツルッとした食感のストレート太麺だが、スープ超濃厚につきスープ絡みまくり。
計算され尽くしたマリアージュですね。

ガッツリ乗ったチャーシュー、太めのメンマ、柔らかい煮卵、全ての具材も文句なく旨く、刻みネギと海苔も良いアクセント。最高である。

カウンターのみとは言え10席くらいありそうなそこそこ広い店舗だが、店主さんのワンオペ。
BGMもなく、ラーメンを作る音と、客が麺をすする音だけが店内に充満する静かで孤独で孤高なお店。
人を増やすのではなく、1日3時間半の短い営業時間を一人でこなす方を選ぶあたりに店主さんの高い誇りを感じた。

誰彼構わず群れたがる、人に蔓延る弱さと畜性を快く思わない私には、とても好ましい店である。

隣の客が食べていたつけ麺が異様に旨そうだった。

愛車が戻ってきた暁には、つけ麺で祝丼といきたいところだ。