ヤツがキタ

例年より一足早くヤツがキタ。
頼んでないのに、勝手にヤツがやって来た。

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それは憎き杉花粉である。
決して和解など叶わぬ不倶戴天の敵である。

しかし記憶力はどんどんと衰え、最近では二日前の夕食が何であったかを思い出すのも一苦労だというのに、何故身体は9ヶ月もご無沙汰であった杉花粉を忘れることなく即座に敏感に反応するのだろうか?
なんとなく納得のいかないものを感じる。

基本的に非花粉症者は花粉症に対して極端に冷ややかなものだ。
これは断じて私の被差別意識などではなく、長年の経験から得た厳然たる事実である。
くしゃみ、鼻水のノイズは確かに汚ならしいし、時に他人に不快な思いをさせてしまうことを私自身が自覚している。

これから3ヶ月程は単に憂鬱であるだけでなく、なんとなく肩身の狭い日々が続く。

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