幻の魚を求めて・・・2/4羽田かみや

さて、週末は何を釣ろうかと火曜日あたりからソワソワし始めた。

真鯛ボウズにアマダイ早あがり。
ここまで悲惨きわまりない釣りライフとなっている2017年、数釣りに癒しを求めるよりも、気分を一新するようなド派手な釣りをしたいところだ。

船宿のHPを色々見てると、羽田かみやが「アラ五目」というとんでもないリクエスト乗り合いを企画しているのを発見、後半はお土産釣りもするそうなので夢と現実を上手く折り合いつけた理想的な釣りに思える。
これにしよう。と予約のメールを送信。

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夜明けと羽田空港と桟橋。

船は1時間半以上走り続け湾奥から一気に湾口へ。
城ヶ島を越えたあたりの房総半島寄りからスタート。

仕掛けは船長お手製のお手製一本針をもらう。
てっきり胴突仕掛けと思い込んでいたら、ごっついムツ針の付いた2mの吹き流しであった。テンビンを持ってきていないので、オモリの真横に装着。

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北風がやや強めで波風多少あるものの、アマダイみたいにタナ取りにシビアになる必要もなく、そもそも釣れたら超ラッキー、釣れなくてもともとという種目、電動リールにグラスソリッドロッドというヘヴィタックルながら、いつ夢が現実のものとなっても慌てずに対応できるよう、おおらかな気持ちながらも手持ちで挑む。

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船中アチコチで「ヒット!」の声あるも、ツノザメ祭の様相で本命は上がらず。
まぁ幻の魚が簡単に釣れる訳がない。
むしろ周りがサメを掛けてくれればその分アラとの遭遇確率が上がるかもしれないと前向きに捉えて攻め続ける。

明確なアタリは2回。
餌が半分かじられたのが1回。

正体は分からないが、魚とのコンタクトはこれだけであった。

後半は胴突仕掛けに交換してお土産釣り。
オニカサゴ、ユメカサゴなどがポツポツ上がっているなか、私に釣れたのはクロムツ1尾、シロムツ2尾、サバが4,5本。

船中12人で本命アラは1尾のみ。幻の魚はやはり幻であったが、確かに東京湾に存在することもわかった。

私が釣りを続ける理由のひとつは、釣らなければ味わえない美味しい魚を食べられることである。
特に最近は釣趣よりも食味を重視する傾向が強まっている。

アラはいつか釣りたい、食べたい魚の代表格。

機会がアラば、また狙おう。

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【釣果】
7時出船、14時20分沖揚がり
クロムツ、シロムツ、サバ


【タックル】
ロッド:PRO MARINE 海将タイプ2 200M
リール:DAIWA シーボーグ300J-L
ライン:PE4号


【本日の総括】
まずは小手調べですよ。

勝手はわかった、魚が居ることもわかった、次は仕掛けを自作して挑んでみよう。個人的には胴突仕掛けで挑む方がイメージし易いけど、どうなんだろう?
フィッシュ・イーターだからスロー・ジギングでもいけそうだ。

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なんとも淋しい釣果だけど、釣らなきゃなかなかお目にかかることの出来ない魚なので、まあ良しとしましょう。

シロムツの刺身は予想以上に旨かった。

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クロムツの煮付けも上品な味で最高。

先ずは芋焼酎、次いで麦焼酎でいい気分となり、9時前には撃沈してしまった。