立ち食いそば屋カレー事情・・・常磐軒(品川駅)

ここ数年、有楽町の立ち食いそば屋の新角で朝カレーを食らうことが多々ある私は、なんとなく立ち食いそば店におけるカレー事情が気になってネットで検索してみた。すると品川駅の常磐軒のカレーがなかなかな熱いらしいという情報をキャッチしたのであった。

品川駅横須賀線ホームの常磐軒は随分前に一時贔屓にしていたけれど、カレーライスを食べたことはない。

しかしカレーが熱いのは京浜東北線のホームにある二軒の常磐軒のようだ。

お腹を空かせていたある朝、私は品川駅で途中下車し、二軒ある常磐軒のうち大井町駅寄りの店へと入ってみた。

店の中では朝の9時だというのに3人のジジイどもが酒盛りをしていた。
なんて民度の低い駅なのでしょう?

しかし冷静に考えてみれば私もしばしば午前中から主にラーメン屋でビールを飲んでいるのであった。
咎める資格も嘆く権利も持ち合わせてはいないワタクシ。

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給食を彷彿させる金属製の皿で提供されたカレー。
パッと見た目は新角に勝るとも劣らないB級感である。
恐る恐る一口食べてみると...

ん?

小麦粉による粘度の高いそば屋特有のカレーではなく、家庭のカレーとも異なる。具など全く入っていないようで、しかしよく見るとマッシュルームなんか入っていてこれは洋風な感じなのかしら?

異様にシンプルなのだが、食べ進むうちに汗ばんでくるぐらいにスパイシー。
や、悪くないね、この情緒の欠片もないカレーライス。

具が欲しければカツとかコロッケとかを別に買えというスタイルなのでしょう。となると近いのはゴーゴーカレーかな?揚げ物禁止の私はここに生卵を乗せてみたい。

アリかナシかの二択であれば、断然アリでゴザイマス。

ホーム中程にある常磐軒のカレーは値段も味もこの店と異なるらしい。

こちら再訪の前に、もう一軒の方を試してみたい気もする。

・・・本当にどうでもいい話ではある。