2017年初釣り・・・1/14野毛屋

旅行、休日出勤、悪天候に阻まれ、私の2017年初釣りは1月も半ばとなってしまった。

もう新年ムードなど皆無、縁起などかつぐ必要は無いのだが、運試しというか縁起物というか、結局一番好きな船で一番好きな真鯛といういかにも正月らしい獲物を狙うことにした。


予報は悪いし、釣果も良いとは言いがたいし、空いているものと決めつけて船宿に向かうと、何やら釣り雑誌の取材が入ったとかで予想もしていなかった混雑。
結局片舷7人の総勢14人という賑わいをみせた第二忠丸であった。
私の釣り座は酉年生まれの年男に相応しいトリ舵トモ二番手。
果たしてこの選択、吉と出るか凶と出るか?

イメージ 1




キャプテンが最初に選んだポイントは第二海保北西の40mダチ。
厳寒期とは思えないようなポイントである。

その最初に選んだ流しで、いきなり私に本命がヒットした!
底から3mでアタリ、程なくフッキング。
1.5kgに設定したドラグが稼動、悪くないサイズだ。いや、小さからず大きすぎず、一番旨いサイズだろう。
初物には申し分ない幸先の良さ。
雑誌の編集長がカメラを、見習い船長のYさんがタモをそれぞれ構えて、さぁ残り10m!
「スポッ!」
スポッ?
わあああああ、バレたああああああ!
長くやり取りして30m程も浮かせたのにバレるとはこれいかに?
うーん、余程掛かりどころが悪かったのかなぁ。

非常に悔しい新年ファースト・ヒット。
しかしまだまだ時間はたっぷり残っている。

私は気持ちを切り替え、己を信じてひたすらにリールのハンドルを巻き続けたのだったが...。

【釣果】
7時15分出船、15時50分沖揚がり

【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L 
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ4号


 【本日の総括】
...。
なんとその後はアタリすらなく大撃沈、なんとも幸先の悪い2017年初釣りとなってしまった。

船中0~1枚、14人で4枚という貧果に為す術もなく惨敗だ。
北西の強風に雪雲も、かなりのタフコンだったので真鯛のヤル気スイッチが入らなかったのかもしれない。

こうなってくると朝の一流し目のバラシがつくづく悔やまれる。
朝一でヒットした獲物をバラすと往々にして撃沈するというのは、幾つかある私のタイラバジンクスのひとつだ。

カマスオニカサゴ、平目にサワラとやりたい種目が目白押しなのに、真鯛のリベンジを果たさなければ次に進めないような、微妙な心持ちになっている。